2019年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

環境, その他の関連分野

本校は、「ESD(持続可能な開発のための教育)」を活動テーマとして、特に貧困問題と環境問題、日本文化に目を向け、考え・行動する力の育成を目標として活動に取り組んだ。

具体的には、文化委員会の活動としてボトルキャップ・牛乳キャップの回収と、旗挙げゲームに取り組んだ。

① 貧困問題に係わる活動

貧困問題の中でも、「すべての人の健康」を取り上げ、世界の子どもたちにワクチンを

届けようと、目標を立て、前期は学年対抗、後期は学級対抗を取りいれて、競いながら回収に取り組んだ。

② 環境問題に関わる活動

環境問題の中でも、限りある資源の有効利用と二酸化炭素排出の削減を意識するために、牛乳パックの回収に取り組んだ。

校内の生徒全員に、牛乳パックをリサイクルして作られた古紙トイレットペーパーがひとりに1個あたるようにと、牛乳パックの回収を行った。前期は学年対抗、後期は学級対抗を取りいれて、競いながら回収に取り組んだ。

③ 日本文化に関わる活動

祖先が育んだ文化を将来の世代に継承するために、『旗挙げゲーム』を行った。本校では、すべての委員会を挙げて、11月に、いじめをゼロにする運動に取り組むと決められている。そこで、文化員会では、クラス全員が協力する活動を通していじめをゼロにしようと考え、『いじめをしない旗を上げよう』と題して、クラス対抗旗挙げゲームに取り組んだ。現在様々なゲームが存在する中、日本の文化である『旗挙げゲーム』を行うことで、日本の文化に触れ、親しみ、大切にしていきたいと感じてもらった。

来年度の活動計画

今後は、環境問題を取り上げ、自分ができることを地道に続けることが大切であることを意識づけ、行動していきたい。

① 学校内の古紙回収

 校内で掲示された用紙や配布物の残り紙など、これまでゴミ箱に捨てていたような紙類を

回収し、ゴミを減らすとともにリサイクルすることで、二酸化炭素排出の減少と森林伐採の減少を目指す。回収袋も古紙で作成する。

② 給食の食べ残しを減らす

 給食を残す生徒が多い。食べ残しを減らすことで、二酸化炭素排出量の減少を図るとともに、健康な心と体をつくり出すことを目指す。