2019年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

生物多様性, 海洋, 気候変動, 環境

1 主な活動報告 -交流と協働について-

 (1) 交流
①学校間交流:宮城県牡鹿中学校、福山市立福山中学校高等学校との学校間交流を行う。交流では、両校の活動発表を行い、サステイナブルティーンネージャー宣言を作成するなど友好的な実践を行う事ができた。
②市民交流:環境デーなごや、オアシス21SDGsイベント、エコプロダクツ2019などにブース出展をすることで、本校の活動紹介やSDGsに関わる展示やワークショップ、生徒が製作した“Sus-ガチャ”と呼ばれるSDGs啓発アンケート型ガチャガチャによるSDGsの啓発や市民アンケートを行った。

③企業交流:三菱電機とのコラボレーション企画を計画した。エコプロダクツ2019にて三菱ブースにて“エコティーンの環境学習発表”として16回×6〜8チームの実践発表を行った。

④インタビュー:CoCo壱番屋の創業者やアーティストなどさまざまな分野の方へ同じ内容の質問をし、その回答の多様性について調査した。

  ⑤大学生との交流:関西学院大学と中部大学とは、お互いの活動報告を共有し、
  環境に関するワークショップを行う。また、中部大学エコチームとは、SDGs
  ゲームに関する共同制作を行う。

 (2) NPOや地方公共団体との協働

① 名古屋市環境局:試薬によるNO2の調査、アサガオの葉の調査による酸性雨調査を実施。水質パトロール隊による地元天白川の水質調査を実施。

② 認定NPO法人ICANとの企画運営:SDGsに関わるアイディアコンテストの実施。本校2チームの企画が採用させ、2020年2月末まで実践活動を行う。

2実績や広がり

(1) ESD大賞 グッドアクティビティ賞 受賞

(2) SDGsまちづくりアイディアコンテスト優秀賞 受賞(内閣府主催)

(3) タイバンコクで行われたUNESCO Asia-Pacific講習会にて本校の実践が紹介される。

来年度の活動計画

1中学校課程

 ◯ Sus-Teen!によるSDGsに関わる学習の推進とイベント交流の実践

 ◯ 校外学習:愛知県佐久島でフィールドワーク(島づくりと海岸清掃)
 ◯ 環境デーなごや・エコプロダクツ2020出展

2高等学校課程

 ◯ 水に関するまちづくりの探究学習の推進

  ・まちづくりの歴史、人びとの生活/文化/風習、自然地理、河川災害、上下水
  生物多様性の分野に分け、地元天白川水系から世界の社会課題についての探究
  学習を行う。(名古屋市及び日進市との協働活動)

 ◯ SDGsベンチャー事業の実践(1月からJCI名古屋との協働事業)