2019年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

エネルギー, 環境, 福祉

本校は「心身ともに健康 で、すなお心をもち主体的に学ぶ東っ子の育成」を教育目標に 掲げ ,ESD を地域の「ひと・もの 」との関わりを深めることと捉え, ESD の実践を通して,『ひと』の関わり・・地域人々と楽しくふれあう子ども『 もの』と関わり・・地域にあるものを、興味持って見つめ子どもを育てること目標した。
 具体的には柱1地域「ふるさと水と緑と歴史の長沼地区」を見つめ直し,そのよさを知るため活動として①金魚ねぶづくりに係る活動,②米・そばづくりに係る活動,③菜の花プロジェクト などを行った。柱2交流「ふれあい」では人との交流,植物の世話を通して心育る活動として④福祉に係る活動などを行った。
① 金魚ねぶた作りに係わる活動
 6年生は 昭和 60 年から始めれた「長沼まつ」を調べること通して, 長沼(須賀川)の歴史について理解を深めった。地域方指導受けながら自(須賀川)の歴史について理解を深めていった。地域の方の指導を受けながら自分たちでも,金魚ねぶを親子作っていくなかでさらに長沼地区についてよさを 感じ取るだけでなく,伝統を作っていくよさを感じることができた。
② そば、米づくり体験活動に係る学習
 3年生では地域の方の指導のもと7月に長沼の名産であるそばの種まきを行いながら,長沼がなぜそばづくりが盛んになってどんなそばがつくられているのかなどの調べ学習を行った。11月にはそばの実を収穫して,実際にそばの実にふれて形や様子を知ることからどうやってそばを作るかについて調べ学習を行い「そば打ち」への意欲を高めた。そして,2月に学習のまとめとして地域の方の指導のもとにそば打ちを体験しておいしく食べるこができた。
 地域の方とふれあいながら地域の名産についての理解を深めることができた。
 5年生では地域の方の力を借りて、ビオトープを使っての米づくりに取り組んだ。自分たちで調べたことを地域の方に聞いて確かめながら活動を行っていくことができた。
③ 菜の花プロジェクト に係わる学習
 4年生では前年3年生でまいた菜の花の採集やメガソーラによる太陽光発電システムなど再生可能エネルギーについて学習しがら自分たちをとりまく環境についての理解を深めていった。学習のまとめとして, 地域の科学館のスタッフの指導を受けながら自分たちで採集した菜の花を絞油で絞って油をつくる作業行った。採った菜種からどのくい量の油がとれるかを予想しながら楽く絞り,その油でろうそくづくりを行ってさらに自分たちの環境を守ることについて考え深めることができた。
④ 福祉 に係わる学習
 3年生ではユニバーサルデザインについて学びながら,地域の方々から人権について学ぶことができた。

来年度の活動計画

 地域「ふるさと水と緑と歴史の長沼地区」をさらに見つめ直し,そのよさを味わう活動として,地域をテーマにした課題探究活動の学習を継続して行う。
 交流「ふれあい」人との交流 ,植物の世話を通して心を育てる活動として,ふれあった方々に「感謝の気持ちを伝えよう」として関わってくださった人々への感謝の心を育てるための活動をさらに計画していく。そして、学んだことを地域に発信していくことを大事にしていく。
 以上のことを行いながら,「学習課題設定力」として, 学習素材に興味や関心を抱き,それらに身体や五感を使って積極的に関わるなかで問題を見つけ自分の課題を設定する力。「問題解決力」として, 課題解決のための見通しや計画をもって活動たり,情報の収集・整理,分析,話し合いをして追求したりながら自分の課題可決に向かっ取組む力。「表現力」として,発表内容に合った表現方法を活用し,自分の思いや考えを効果的に表現する力を継続して育てていく。