2018年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

環境, 福祉, 減災・防災, 健康

 本校は、「大志を抱き、よりよい生き方を追求する生徒の育成」を研修主題として取り組んでいる。特に、地域と連携した行事をESD活動と捉え、その実践を通して中学生時代だけでなく、将来にわたって地域住民としてよりよい生き方を追求する姿勢を育くむことを目標とした。
 具体的には、地域防災訓練、校区清掃活動、各学年の総合的な学習を柱に、①環境に係わる活動、②地域に係わる教育、③福祉に係わる学習を行った。

① 環境に係わる活動

11月に牟呂校区清掃活動を行った。校区の人々と活動することにより、校区の一員としての自覚を高めるとともに校区を愛する心を育てることと、生徒が前面に出た活動により校区との結びつきを深め、連帯感を育てることをねらいとしている。40年来続く地域と連携した行事であり、生徒、職員、PTA、小学校区自治会、造園組合、市環境政策課と連携し、地域住民も任意で参加できる清掃活動を校区の牟呂用水沿いや公園など20カ所で実施した。1時間の活動であってもパッカー車4台分のゴミや草が集まり、多くの生徒が地域貢献と環境整備のやりがいを感じることができた。
② 地域に係わる教育

 11月に小中合同の「校区防災訓練」を実施した。毎年、家庭から避難場所となる各小学校へ、通学班による避難訓練を実施している。また、中学3年生が、小学生に防災対策を教えるなどの活動をし、地域とのつながりや地域への貢献のボランティアの姿勢を学ぶことができた。

来年度の活動計画

・「地域防災訓練」の実施(全校生徒)

・「校区清掃活動」の実施(全校生徒)

・「あいさつ運動」「お掃除し隊」など、委員会発信の活動

・ 福祉に関する学習(1年生)

・「地域のお年寄りに年賀状を届ける会」(全校生徒)