2022年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

生物多様性, 減災・防災, エネルギー, 環境, 国際理解, 人権, 福祉, 持続可能な生産と消費, 健康, 食育

当校は、社会の変化に主体的に対応し、人間性豊かで実践力に富んだ児童の育成を目標とし、教科はもとより、総合的な学習の時間や特別活動をはじめとするすべての教育活動において実践している。学習内容については、主に①環境に係わる学習、②国際理解に係わる学習、③福祉に係わる学習、④防災に係わる学習に取り組んでいる。

① 環境に係わる学習
5年生の総合的な学習の時間の中で、地域の田んぼの先生から「田んぼづくり」を学び、実際に学校田で田植えから稲刈りまでの過程を経験しながら、人と自然がどのように関わるべきかを学んだ。
また、河北潟の水質検査の体験や水生生物の観察を通して、河北潟や水辺の環境に関する理解を深めた。
さらに、本校が砂丘地に位置することを踏まえ、関連学年において先人の農業の開拓や環境保全ついて学習した。
児童・職員による使用済み用紙の裏面の利や資源回収に出せる紙とそれ以外のゴミの仕分け、ゴミ排出量の削減にも取り組んだ。
② 国際理解に係わる学習
高学年の外国語科の時間に、香港・シンガポールの方や内灘町国際交流員をゲストに招いて、国際交流を行った。英語で自己紹介をし、名刺を渡したり、事前に作成したスライドをもとに、自分たちの学校生活や日常生活について紹介したりした。各国の文化や食べ物、遊びなどについて知るとともに、学んだことを使って外国の方々と楽しみながらコミュニケーションをとることができた。
③ 福祉に係わる学習
4年生の総合的な学習の時間に、身の回りの福祉施設や設備について調べるとともに、高齢者疑似体験をしたり、視覚障害をお持ちの方と交流をしたりした。交流では、日常生活の様子などについてお話を聞かせていただき、手話体験や点字体験を行った。交流や体験を通して、高齢者や障害者への理解を深め、自分たちに何ができるかを考えることができた。
④ 防災に係わる学習
火災や地震、津波、大雪・暴風雪等の避難訓練および集団下校訓練を年間通して計画的に行った。休み時間に災害が起こったらどうするか、自己の判断力や行動力・対応力を育成する訓練も行った。

来年度の活動計画

来年度の活動計画
昨年度と同様に取り組む予定である。①環境に係わる学習、②国際理解に係わる学習、③福祉に係わる学習、④防災に係わる学習を中心に取り組んでいく。コロナ禍で中止・縮小となっていた体験活動や交流等も充実させ、児童のより深い学びや理解に繋げていく。