2020年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

環境, 国際理解

本校は、国際理解教育を学校としての重点教育目標の一つに据えて教育活動を実践している。特にもSDGsにある「教育」、「エネルギー」、「気候変動」、「資源」および「平和」をテーマに国際姉妹校との協同課題研究を実施し、課題発見能力、課題解決に向けた考察力、リーダーシップの育成を目標としている。

具体的活動としては、世界19の国・地域にある25の国際姉妹校を毎年8月下旬に盛岡に招待し行うCHUO国際教育フォーラムでの最終発表を含めた共同課題研究活動を毎年実施している。2020年度は、残念ながらコロナウィルス感染症のため、姉妹校を招待することはできなかったが、英国およびシンガポールの姉妹校とwebミーティングを行った。

活動の第2は、環境に関するものである。岩手県は日本国内では再生可能エネルギーの全エネルギー消費に占める割合が高いことや水力、地熱および木質バイオマスに関する潜在能力が高いことについて、オンライン講義の形で研修を行った。

例年であれば、海外における短期・長期の研修や姉妹校相互訪問等の行事をとおして、国際感覚を深めるとともにSDG‘sを基盤とするディスカッションを実施しているところであるが、今年度についてはその多くが見送りとなっている。

来年度の活動計画

2021年度の活動は以下の通り予定している。

1 CHUO国際教育フォーラム。

オンラインでの実施を含め実施可能性を検討する。

2 国際姉妹校訪問事業

世界における感染症の状況に応じ慎重に計画する。

3 環境活動

先進的研究に携わる研究者の講演を計画する。

4 生徒会環境活動

生徒の自主的な取り組みを構築する。