2022年度活動報告
本年度の活動内容
気候変動, 環境, 文化多様性, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 国際理解, その他の関連分野
本校は、国際理解教育を学校手しての重点教育目標の一つに据えて教育活動を実践している。特にSDGsにある「教育」、「エネルギー」、「気候変動」をテーマに国際姉妹校との共同課題研究を実施し、課題発見能力、課題解決に向けた考察力、リーダーシップの育成を目標としている。
具体的活動としては、世界の19の国・地域にある26の国際姉妹校の職員、生徒を毎年8月下旬に盛岡に招待し行うCHUO国際教育フォーラムでの最終発表を含めた共同研究活動を毎年実施している。2022年度は残念ながらコロナウイルス感染症のため姉妹校を招待することはできなかったがWebでのオンラインフォーラムを実施できた。昨年同様オンラインではあったが今年は昨年より参加校が増え、海外から10校が参加しSDGsに関連するテーマとして「気候変動」「陸の豊かさ」「海の豊かさ」を扱った。
また、オンラインでの活動では中国の学校とも定期的にセッションを持ち、海外の文化についての理解を深める活動を行った。
オンライン以外での活動は環境に関するものである。地元の岩手大学から研究者を招き、岩手県のこれからの農業に関して、持続可能な方法を講義していただいた。
例年であれば、海外における短期・長期の研修や姉妹校相互訪問等の行事を通して国際感覚を深めるとともにSDGsを基盤とするディスカッションを実施しているのだが、今年度はその多くが見送られた。
また初の試みとして、国内のユネスコスクールである和歌山県の田辺高校とお互いの県にある世界遺産についてオンライン学習会を行った。
来年度の活動計画
2023(令和5)年度の活動は以下の通り予定している。
1 CHUO国際教育フォーラム 今年は実際に海外の姉妹校に盛岡に来てもらい、共同でSDGsについてのフィールドワーク、発表を計画している。参加校の状況によってはオンラインでの参加も検討する。 2 国際姉妹校訪問事業 世界における感染症の状況に応じ慎重に計画する 3 環境活動 先進的研究に関わる研究者の講演を計画する 4 生徒会環境活動 生徒の自主的な取り組みを構築する。
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