2019年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

環境, 国際理解

本校は、国際理解教育を学校としての重点教育目標の一つに据えて教育活動を実践している。特にもSDGsにある「教育」、「エネルギー」、「気候変動」、「陸上資源」および「平和」テーマに国際姉妹校との協同課題研究を実施し、課題発見能力、課題解決に向けた考察力、リーダーシップの育成を目標としている。

具体的活動としては、世界19の国・地域にある25の国際姉妹校を毎年8月下旬に盛岡に招待し行うCHUO国際教育フォーラムでの最終発表を含めた共同課題研究活動を毎年実施している。2019年度は、姉妹校の生徒と本校生徒が、『Think globally and act locally -Transforming our world using theSDGs』のテーマに基づき、3つのテーマグループ(「高齢社会」「子供の貧困」「女性の社会進出」)に分かれて研究発表を行った。

活動の第2は、環境に関するものである。岩手県は日本国内では再生可能エネルギーの全エネルギー消費に占める割合が高いことや水力、地熱および木質バイオマスに関する潜在能力が高いことについて、研究者を招いて学習する機会を設定している。この知識をもとに生徒会を中心に環境にやさしい活動を自主的に企画し参加を呼び掛けている。

以上のほかに、海外修学旅行、海外研修、さらに国際姉妹校への生徒派遣と国際協働課題研究など、様々な形態の国際理解教育を構築している。

来年度の活動計画

2020年度の活動は以下の通り予定している。
1 CHUO国際教育フォーラム。
2020年8月実施予定
2 国際姉妹校訪問事業
3~4校を訪問予定。
3 環境活動
先進的研究に携わる研究者の講演を実施する。
4 生徒会環境活動
生徒の自主的な取り組みを構築する。