2022年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

生物多様性, 海洋, 減災・防災, 気候変動, エネルギー, 環境, 文化多様性, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 国際理解, 平和, 人権, ジェンダー平等, 福祉, 持続可能な生産と消費, 健康, 食育, 貧困, エコパーク, ジオパーク, グローバル・シチズンシップ教育(GCED), その他の関連分野

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1.ユネスコスクール支援大学
ASPUnivNetの創設校およびメンバー校として、ユネスコスクールの新規加盟希望校と既存の加盟校(東北地方で109校)に向けた活動支援をおこなっています。新規加盟支援については、2021年9月申請校(チャレンジ期間)が2校、キャンディデート校が3校あるので、それらの学校を実際に訪問したしりして支援しています。また、加盟している学校にむけて、個別の学校支援を行ったり、教員の校内研修や、教育委員会主催の研修に協力しています。
ユネスコスクール活動支援として、12月17日(土)には、文部科学省と共催で「2022年度ユネスコスクール東北ブロック大会」を開催しました。東北各地から小中高等学校あわせて11校の児童生徒が、探究型学習・課題研究の発表を行うとともに、8件のポスター展示がありました。
地域連携支援としては、後述のESD/ユネスコスクール・東北コンソーシアムを通した地域間の学びあいを推進しています。
2.ユネスコスクールとしての国際的な活動
ユネスコパリ・バンコク・ジャカルタ事務所、岡山大学(ユネスコチェア)、国連大学ProSPER.Netなどの協働プロジェクトに参画し国際的な活動を行っています。本年度は、UNESCO ASPnet: Collaborative action research on the role of schools in achieving SDGs in Asia-Pacific というプロジェクトに参加し、タイ・ベトナムの学校と日本の学校の交流を促進しました。また、ベルギーの教員養成大学でユネスコスクールであるUCLL Universityと交流しており、本年はUCLLとベルギーのユネスコスクールを訪問し交流しました。
3.地域におけるESDの推進
2005年に国連大学から仙台広域圏RCEとして認定されたその事務局として、また、2014年からはESD/ユネスコスクール・東北コンソーシアムの活動の運営主体として、環境関係団体やNPO、ユネスコ協会、教育委員会などと連携しながら、東北地方の各地域におけるESDの展開を促進しています。「学び合いセミナー」を年数回開催するとともに、コンソーシアム構成団体が主催する東北各地の事業に対して協力を行っています。
4.ESD/SDGsを教員養成に導入
学部教育では、環境教育、防災教育、多文化教育、国際理解教育、総合的な学習の時間の指導法、などの科目を通して、ESD/SDGsを指向した教員養成を行っています。また、教職大学院の地域協働、グローカル教育といった科目において、現職教育におけるSDGsの導入につとめています。

来年度の活動計画

1.ユネスコスクール東北ブロック大会の開催
本年同様、12月には、文部科学省と共催で「2022年度ユネスコスクール東北ブロック大会」を開催する予定です。次年度は、北海道地域と連携し探究型学習・課題研究の発表会を開催する予定です。
地域連携支援としては、後述のESD/ユネスコスクール・東北コンソーシアムを通した地域間の学びあいを推進しています。
2.ユネスコスクールとしての国際的な活動
ユネスコパリ・バンコク・ジャカルタ事務所、岡山大学(ユネスコチェア)、国連大学ProSPER.Netなどの協働プロジェクトに参画し国際的な活動を行っています。次年度もヨーロッパや東南アジアのユネスコスクールに加盟している教員養成大学と交流する予定です。
3.地域におけるESDの推進
2005年に国連大学から仙台広域圏RCEとして認定されたその事務局として、また、2014年からはESD/ユネスコスクール・東北コンソーシアムの活動の運営主体として、環境関係団体やNPO、ユネスコ協会、教育委員会などと連携しながら、東北地方の各地域におけるESDの展開を促進しています。次年度も「学び合いセミナー」を年数回開催するとともに、コンソーシアム構成団体が主催する東北各地の事業に対して協力を行います。
<2023年>
8月  コンソーシアム第1回SDGsセミナー
10月 コンソーシアム第2回SDGsセミナー
12月 2023年度ユネスコスクール東北ブロック大会:探究型学習・課題研究発表会
<2024年>
1月  東北ESD/SDGsフォーラム(東北地方ESD活動支援センターと共催)
3月  コンソーシアム第3回SDGsセミナー
4.ESD/SDGsを教員養成に導入
学部教育では、環境教育、防災教育、多文化教育、国際理解教育、総合的な学習の時間の指導法、などの科目を通して、ESD/SDGsを指向した教員養成を行います。また、教職大学院の地域協働、グローカル教育といった科目において、現職教育におけるSDGsの導入につとめます。