2022年度活動報告

本年度の活動内容

本校は、「一之宮のよさを知り、愛し、地域とつながる活動を通して達成感を味わう」を活動テーマとし、ユネスコスクールが重点的に取り組む3つの分野を通して達成感・貢献感を味わうことと、進んで自己表現ができる力の育成を目標とした。例年、地域行事にスタッフとして活動することで目標とする力の育成を図ってきたが、ここ数年コロナ禍の中、柱となる行事が中止となることが多かった。そこで、昨年度に引き続き、地域の方から地域の歴史や伝統・文化を学ぶ活動、地域の方の笑顔を生み出す活動を本年度の柱とした。

①地域の歴史や伝統・文化を学ぶ活動

・１年生高山探訪

１年生では、地域の史実に関わる場所の訪問をして解説を聞くことができた。総合発表会で２・３年生に対し、学んだ内容や当時の人々の思いをタブレット等を活用したプレゼンで伝える活動を位置付けた。

・２年生浴衣着付け体験

夏休みに自分で浴衣を着ることを想定し、地域の方に、着物の扱い方や着付け方を教えていただいた。着物という服飾文化と地域の方の思いに触れることができた。

②地域の方の笑顔を生み出す活動

・おお杉学級の小物作りと販売活動

おお杉学級では、「おお杉屋」の名称で、布製の小物を作り、低価格で地域の方に販売をする活動を行った。生活に便利な小物を使ってもらい、地域の方に喜びの声をいただけて達成感を感じた。また、地域の動物愛護団体が経営する店舗に製作した小物を置かせてもらい、売り上げを動物愛護活動に寄付した。

・地域主催の文化祭参加

今年度は、地域主催の文化祭が実施となり、スタッフとして活躍できた。地域の方に合唱で元気を届けたいと考え、生徒会主催で合唱発表会を企画した。また、地域の農産物の販売等があり、後片付けまで参加することで地域貢献をすることができた。

・地域に貢献する生徒会活動

地域のためになる活動を生徒会執行部や生活委員会の生徒が考え、全校生徒が当番制で登校時に小学生や地域の方に挨拶をする活動や、地域のごみを拾う活動を行った。

 

来年度の活動計画

令和５年度の計画

６月～　高山探訪等の地域の方から学ぶ活動、及び地域での職場見学・職場体験

８月　　ローラースキー宮大会にスタッフとして参加

１０月　飛騨位山トレイルランにスタッフとして参加

１１月　一之宮文化祭にスタッフとして参加