2019年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

登録なし

本校は「進んでやりぬく子」を学校理念として、各々の内なる意欲をもって活動に取り組む子の育成をしている。ユネスコの活動を「持続可能な自然や地域との共存」と捉え、地域と共に自然を愛し守る、やさしくかしこくたくましい子の育成を目標とした。
 総合的な学習では、各学年がテーマを持ち学んでいる。5年生は、学校の横を流れる「宮川」の観察や源流から河口まで探る旅を通して、身近な自然について学んでいるが、具体的には、(1)宮川の源流探検及び調査、(2)河口の小学校との交流を行った。

 また4年生から6年生を対象に、(3)米作りを行い、生産体験の学習を行った。特筆すべきは、地域のまちづくり協議会と学校が協力した取り組みだったことである。

(1)宮川の源流探検及び調査に係わる活動
 一之宮町は、宮川(神通川)の源流の町であり、森の恵みを受けて人々が暮らしてきたことを理解し、大切に守っていこうとする心情を育てている。

 5月22日は学校の前を流れる宮川の水質を調査した。カワゲラが数匹見つかり、美しい川であることがわかった。

 5月31日、位山へ登り、宮川の水源を探検した。水は見えないが、コポコポという音を聞き、雨水が流れとなる原点を捉えることができた。

(2)河口の小学校との交流
 5年生は、宮川をたどり河口まで行きながら、河口に位置する富山市立岩瀬小学校との交流を行っている。川を通じて、自然だけでなく同学年との交流も行い、そこに学ぶ仲間のことを知る。今年度は9月20日に交流した。

(3)米作り体験
 まちづくり協議会では「サタデーサークル」という事業を行い、地域の子どもたちを集め様々な体験を提供している。今年度、米作りコンテストに出品することを目標に、地域の方から田を借り、協力を得て田植えから稲刈りまで体験した。

来年度の活動計画

来年度も今年度同様、ユネスコの活動を「持続可能な自然や地域との 共存」と捉え、地域と共に自然を愛し守る。

(1) 5年生の総合的な学習内容 源流から河口までの学習
  
  源流探検・カワゲラウォッチング・岩瀬交流

(2) 4年生の総合的な学習の内容 福祉学習

  福祉講話(講話・車椅子体験・地域の老人福祉施設体験)

(3) まちづくり協議会事業と共に 

  米作り