2022年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

減災・防災, 環境, 国際理解, 平和, 人権, 福祉

本校は、「ぐるっとふるさと三谷を そして未来へ」をテーマとして、ESDを「人や自然との触れ合い・体験を通しての学習・生命への畏敬・自然への感受性を深める活動」と捉え、様々な実践を通して持続可能な社会の担い手の力の育成を目標とした。

具体的には、地域、人、自然を柱に、①米や野菜づくりに係わる活動、②四葉太鼓に係わる活動、③地域の人と係わっての学習、④国際理解につながる学習や活動を行った。

  • 米や野菜づくりに係わる活動

5年生が中心となって、全校児童で、米づくりをした。薩摩芋、金時草、へた紫なす、大豆など数種類の野菜を栽培し  た。秋には、指導を受けた田や畑の先生、日頃お世話になっている地域の方々をお招きしての収穫祭(「秋だ!実りだ!味わおう会」)を行う予定であったが、今年度もコロナ禍のために中止となった。せめて自分たちで作ったお米の味を味わわせてあげたく、児童だけでおもちにして食べた。また、2月に「感謝の会」でお世話になっている方々に太鼓演奏や手紙で感謝を伝え、交流を深めた。

② 四葉太鼓に係わる活動

本校では全校児童が地域の方々(太鼓の先生)から和太鼓を習い、演奏活動を行ってきている。本年度は、11月の「三谷朝市」と、2月の「感謝の会」で演奏を行った。このことにより、地域との交流を深めることができた。

③ 地域の人と係わっての学習

昨年度まで市中心部にある小学校と交流を続けてきたが、本年度は該当学年児童がいないため、交流はなかった。

地域のお年寄りからは、門松づくりや、縄ないの技術を学んだ。また、住み続けられるまちづくりについて調べる際に、地域の行事や施設について調べ、地域の人と深く関わって学習を進めることができた。

④ 国際理解につながる学習

平成28年度より台湾の臺南市下營區甲中國民小學校とグリーティングカードや写真などを送り合い、交流を続けてきている。三谷小学校からは、日本の文化が伝わるような和紙の箸袋や習字、折り紙作品などを送った。

来年度の活動計画

本年度の活動計画とほぼ同じであるが、児童数の減少により、各活動の取組が、学年合同になったり、簡略化されたりすることが予想される。 支援者との協議や今後の話し合いによって、年度当初または随時決定していく予定である。