2021年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

環境

本校は、「三枝を愛し 志高く 自立する子」を教育目標として取り組んでいます。ESDを郷土(三枝)の育成と捉えています。ESDの実践を通して、将来にわたり、子どもたちが「三枝の郷」を愛し誇りをもつこと、地域の伝統や環境を守ろうとする心を育てる心を育てることを目標としました。具体的には、地域の自然と触れ合いながら学ぶ環境教育を柱に、学校と地域が協力しながら、①「さえぐさ活動(全校体制で行う栽培活動)」、②「ホタルの飼育活動」に係る学習を行った。

①さえぐさ活動(全校体制で行う栽培活動)に係る学習

「かぶら市」(昭和50年より継続活動)では、6年生を中心とする異年齢集団(さえぐさ班)で取り組んだ。

みんなが喜ぶ「かぶら市」にしようと願いを持ち、力を合わせ、種まき、間引き、収穫の核活動を異年齢集団で、お互いに協力し支え合い取り組んだ。

②ホタルの飼育活動

4年生が中心となり、地域の「ホタル保存会」の方やPTAの方と共に、ホタルの飼育、観察を行った。ホタルの飼育を通して、自然との共生や生命の尊さを学んできた。餌となるカワニナ採り、ホタル小屋の掃除、幼虫の観察などを毎日取り組んできた。4月には、学校にあるビオトープに幼虫を放流し、6月には地域でホタルの生息観察をした。6月下中には「ホタルの夕べ」を実施し、保護者や地域の方々に、ホタルの飼育活動で学んだことを、4年生が学習発表会を実施した。秋には、ホタルの卵や羽化した幼虫を育てている。

来年度の活動計画

本年度も、地域の誇りと愛着がみてるよう「三枝の郷と共に生きる」児童の育成につながる活動を継続していく。

①さえぐさ活動(異年齢集団で行う栽培活動:1・2年生生は生活科の学習 3~6年生は総合的な学習の時間)

②ホタルの飼育活動(4年生を中心とした取り組み)