2018年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

環境, 減災・防災, 世界遺産・地域の文化財等

①生徒と地域がともにする活動
 都跡中学校は、奈良の世界遺産『古都奈良の文化財』平城宮跡(へいじょうきゅうせき)の中心にあり、こども園、小学校の時から平城宮跡で学校活動を行っている。そして中学校では平城宮跡を会場とした祭りをはじめ地域の祭りに参加することで、世界遺産に触れている。

② 防災に係わる教育
 都跡中学校は、2017年夏の台風接近により奈良市の避難所としてはじめて開設され数組の家族が、体育館や武道場に避難されてきた。そのために、奈良市より毛布を配布されたが、これからの開設を考えた時にどんなことを準備しておいたらいいのいかを生徒会を中心として、地域の方も一緒に考え、防災マップ等の制作に取り掛かっている。

③ 環境整備に係わる学習

 環境問題を考える上で、校内での地域・保護者・生徒による環境整備事業として、草引き、溝掃除等の活動を行った。環境整備をすることの楽しさや、充実感達成感が得られ、ともに活動を行った地域や保護者の方々に感謝をする気持ちを持てた取り組みであった。

来年度の活動計画

①生徒と地域がともにする活動
 今年度の活動を続けることで、世界遺産にふれあうだけではなく、自分自身がどのようなことができるのか考えさせていきたい。

② 防災に係わる教育
 都跡中学校は、2017年夏の台風接近により奈良市の避難所としてはじめて開設されたことを踏まえて、地域の方も一緒に防災マップ等の制作に取り掛かったが、完成に向けて進めていきたい。

③ 環境整備に係わる学習
 今年度、校内での環境整備作業を地域・保護者・生徒で行ったが、校区に目を広げて、地域・保護者と協力して環境整備事業を行っていきたい。そして、地域から認められる場面を作り、生徒個人の自己有用感を高めていきたい。