2022年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

環境, 人権, 福祉, 食育

プロジェクトのテーマ「共生社会の実現」を具現化するために、「共に生きる」という観点から、児童生徒が家庭や地域の人々とのコミュニケーションを広げる機会を積極的に設定し、児童生徒の発達段階と生活年齢を考慮した学習活動を実践していく。主な活動内容を三つに分類し、次のねらいを掲げている。

(1)「自分の力を発揮する活動」
障害の程度や発達段階に応じて、人やものに関わることができ、豊かな生活ができるようにする
<時期><活動>         <内容>              <実施学部・学年>
通年 各教科等 ・児童生徒の障害特性に合わせた課題に取り組む 全学年
通年 清掃活動 ・学校の清掃活動に取り組む          全学年

(2)「社会に参加する活動」
社会の一員として活動する素地やコミュニケーション能力を高め、ルールやマナーを守って、気持ちよく社会参加できるようにする。
<時期><活動>          <内容>   <実施学部・学年>
通年 校外学習 ・学校周辺の散策
・公共交通機関の利用方法や買い物学習   全学年
9~12月 校外作業学習 ・近隣の商業施設などで作業  高等部
5~11月 学校花壇整備交流 ・学校花壇の整備を地域の高等学校生徒と行う  高等部清掃緑化班
6~12月 学校間交流(中) ・岡崎市立竜南中学校(ユネスコスクール)と手紙、ビデオ交流をする
中学部
12月 販売会     ・近隣の施設で高等部作業学習で作製した製品を販売する 高等部作業班
通年 農耕交流 ・愛知県青年の家の畑で、地域の方と一緒に農耕交流を行う。高等部園芸班

(3)「社会に役立つ活動」
身近な人から外国まで視野を広げ、ボランティア精神や互助の精神を身に付けると同時
に、児童生徒自身が自己肯定感を高める
<時期><活動>          <内容>   <実施学部・学年>
通年 エコキャップ活動 ・キャップのリサイクル活動を通じて社会貢献をする   全学年

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来年度の活動計画

今年度は地域の高等学校との交流をしたり、県の施設に畑を借りて地域の方との農耕交流をしたりと新しい取り組みがあった。来年度も引き続き地域の方の協力を得ながら、下記の活動を実施したい。

⑴「自分の力を発揮する活動」
各教科、清掃活動
⑵「社会に参加する活動」
校外学習、学校間交流、部活動交流、農耕交流、学校花壇整備交流、絵手紙交流、作品展、販売会
⑶「社会に役立つ活動」
あいさつ運動、エコキャップ活動