2019年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

国際理解, 福祉, その他の関連分野

 本校は、「人間性豊かでたくましい生徒の育成」を学校理念として、ESDを持続可能な開発のための教育と捉え、ESDの実践を通して、持続可能な社会の担い手の力の育成を目標とした。

具体的には、キャリア教育、国際理解を柱に、①福祉・奉仕に係わる活動、②キャリアに係わる教育、③国際交流に係わる学習、を行った。

①福祉・奉仕に係わる活動

 登下校時に、いつも歩いている地下道の清掃を1年生全員で、地元土建業の企業や国道事務所の協力のもと(水の大量供給)毎年行っている。学級ごと(4クラス)4か所に分かれて、学年全員(136人)で学級担任指導のもとに行っている。また、3年生は学級ごと(4クラス)に分かれて、学年全員(128人)で福祉施設訪問を行っている。

②キャリアに係わる教育

 まず、全校生徒が1年生時に3年間お世話になる寝屋親さん(地元企業様)を決めている。その寝屋親さんとの間で、職場見学・職場体験をメイン活動に捉え、年賀状やお礼状のやり取り、学校行事への招待、進路報告などのサブ活動も継続的に行っている。さらに、3年間の成長を見届けてもらっている。このように3年間の継続的な活動を通して、故郷の発展維持につながる郷土教育を行っている。
③国際交流に係わる学習
 学校便りの中で、ユネスコスクールに登録されていることの報告、ALTの国の教育や学校・生徒の様子についてのコラムを設け特集しながら、国際理解やユネスコスクールへの関心を生徒や保護者にもってもらえるように努めている。
 また、国際的に仕事を進めている地元企業主に来校してもらい、職業講話を行ってもらいながら、国際的に働くことへの関心や、地元への企業就活でも国際的に働くことが可能であることを学ばせ、国際貢献とはいろいろな形でできることを生徒に学習させている。

来年度の活動計画

 本年度と同様な程度の活動(①福祉・奉仕に係わる活動、②キャリアに係わる活動、③国際交流に係わる学習)となると思われる。国際交流のための学校便りの掲載や、岐阜PTA誌である「わが子のあゆみ」などへの投稿を行いつつ、書き損じはがきの募集回収を生徒会で行ったり、社会科の授業での資料利用を行ったりすることが考えられる。