2018年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

平和, 人権, 持続可能な生産と消費, 減災・防災, 世界遺産・地域の文化財等, 食育

・農業体験学習(年間)
 野菜作りを通して自然や命を育むことの大切さを体験した。また、食育を学ぶきっかけとした。

・合唱コンクール・ミニコンサート(10月18日、その前後の合唱指導)
 ミニコンサートでは、豊橋技術科学大学吹奏楽部から8名をお招きして、木管四重奏、金管五重奏の演奏を楽しむ機会とした。
 また、小学校5・6年生を招いて合唱を披露し、自己肯定感を育む場ともしている。

・平和学習(8月2日)
 戦争経験者を4名講師に招き、実際の空襲の様子を、1年生に向けてお話しいただいた。平和の大切さを改めて学ぶことができた。

・百人一首大会(1月7日、練習は12月から)
 日本の伝統文化である琴や尺八の演奏を聴き、伝統的な楽器や音楽にふれる機会とした。また、百人一首の練習を通して、美しい日本語や古典に親しむことができた。

・校区・保小中合同防災訓練(9月9日)
 海抜1mの海辺に位置する本校区で、校区と保育園、小学校、中学校が合同で防災訓練を行った。自宅から高台へ避難した後に登校し、実際に被災したときには、中学生が中心となって活動できるように、学年ごとに役割を分担した。3年生は、防災クイズ、エコノミークラス症候群対処法、消火器、バケツリレーなど、さまざまな体験ブースの企画運営をし、小学生や地域の参加者に合わせた説明をすることができた。2年生は、小学生を引率し、災害時に静かに行動することの大切さを知ることができた。1年生は、炊き出しをみんなに配布して、避難時の食料の重要性を知ることができた。中学生がそれぞれのグループでチームリーダーとなることにより、大変大きな成果を得ることができた。

来年度の活動計画

 来年度も、「農業体験学習」「平和学習」「合唱コンクール・ミニコンサート」「百人一首大会」を実施し、「未来像を予測して計画を立てる力」「コミュニケーションを行う力」「つながりを尊重する態度」「他者と協力する態度」を育てていきたいと思う。
 また、本校のESD活動の中心となっている「校区・保小中合同防災訓練」を継続し、災害にあったときには、中学生が、校区や家庭の中心となって働き、少しでも被害をくいとめるとともに、より早い復興を目ざして活動できるようにしたい。