2020年度活動報告
本年度の活動内容
環境, 国際理解, 持続可能な生産と消費
本校は,「自立と創造へ向かう生徒の育成 ―挑戦・共生・豊かな心― 」を学校教育目標に掲げ,「学ぶ意欲をもち,自らのもてる力を最大限発揮しようとする生徒」の育成などを目指している。平成24年度にはユネスコスクールに加盟をし,校外との連携を図るようしている。「環境」「平和」「キャリア教育」などの教育活動をEducation for Sustainable Development(持続可能な開発のための教育,以下ESD)の視点で捉え直し,校内外の活動に取り組んだ。具体的には①ESD観点を取り入れた授業実践に係わる活動②W型問題解決モデルに基づいた研究活動③国際理解に係わる教育を行った。
①ESD観点を取り入れた授業実践に係わる活動
ESDの視点に立った学習指導で重視する能力・態度として7つの能力・態度を決めた。これらに基づいたものを付加したり関連付けたりすることを通して、ESDの視点に立った学習指導を展開した。具体的にはESDの観点入りの学習指導案を作成、検討し実践を行った。また実践後、各教科で集まり授業の協議を行った。
②W型問題解決モデルに基づいた研究活動
総合的な学習の時間(以下,総合の時間)を中心にW型問題解決モデル型の活動を推進し,総合文化発表会(以下,SKF)で発表を行った。また学校行事などを通して,ESDが目指す能力の育成を行った。
来年度の活動計画
4月 職員研修での説明
(ESDの理念、ESDパスポート、教科横断型の授業の取り組みについて、ESDの視点を踏まえた学習プログラムについて)
10月 SKF文化発表会(研究課題の発表)
11月 京山地区ESDフェスティバル 実行委委員
1月 岡山市北区京山地区ESDフェスティバル(1月末の土日)