2019年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

減災・防災, 環境, 人権, 持続可能な生産と消費

森に入り、五感を総動員させながら、夢中に対象とかかわることを通して、感性を磨き、森とともに育ち、自分の根っこをつくっていくように創られた『くず森カリキュラム』の実践

○1年生

・くずまきの森はみんなの遊び場…入学して間もない4月、さっそく、くずまきの森で遊びました。

○2年生

・図工「森でみつけた すてきなもの」…自然の素材を使って、すてきな作品ができあがりました。

・生活「ようこそ くずまきの森の仲間たち」…くずまきの森の生き物探しをしました。今年は、とっても小さな、とっても身近な生き物に目を向けてみました。班で1つのかごに、ダンゴムシ、あり、バッタ、コオロギなどを飼育しています。土を入れたり、霧吹きで水をあげたり、エサをあげたり、そうじをしたりと、時間を見つけては虫かごをのぞき込んでいました。

・生活「くずまきの森遊び」…くずまきの森で遊ぶ活動の発展として、「ひみつ基地作り」に発展していきました。また、作った秘密基地に1年生を招いて、楽しんでもらう活動も行いました。

○3年生

・総合「えがおキラキラ☆レインボー商店」…商店街の空き店舗を活用して、社会科で見学に行った農家の方が生産した新鮮な野菜や、「みっけセンター」を運営している方が育てたお米を販売しました。また、子どもたちが考えている「見附レディスイーツ」のアイデアについてアンケートをとりました。宣伝期間が短かったので、客足はどうかと心配していましたが、子どもたちがチラシ配りなどがんばった甲斐もあり、たくさんの方々が来店してくださいました。

○4年生

・図工「くずまきの森でゆめのまちづくり」…2週間、教室のスペースで夢中になって段ボール工作に没頭していましたが、いよいよくずまきの森に家を運び出しました。みんなで協力し、思い思いの場所で家を組み立てると、作品がくずまきの森に溶け込み、ゆめのまちができあがりました。

・防災スクール…毛布を使っての搬送、パッククッキング、防災クイズラリー、AED、Eボート、防災グッズ製作など、盛りだくさんの日程を無事に終えることが出来ました。

○5年生

・総合「米の消費拡大PR大作戦」…スーパーマーケットの駐車場をお借りして米の消費拡大をPRしました。くずフェスでも歌った「地球星歌」を歌い、各グループが調べたことを発表しました。また、学校田で採れたお米「皆笑顔」とリーフレットも配りました。「自分たちの調べた成果を少しでも多くの人に伝えたい!」その思いがよく伝わる発表ができました。

○6年生

・総合「総合「夢・仕事・生き方」講演会…年間で10人の講師の方をお迎えして、その人の生き方、考え方、そして夢をお聞きしてきました。そうした講演を聴いて、自分なりの生き方について考え、2学期末には発表会を開きました。

来年度の活動計画

森の楽校「くりりん」プロジェクト

 
 総合や生活科・図工科などでくずまきの森を舞台にした教育活動を特色として展開していく。来年度も、「くず森カリキュラム」を活用しながら、さらに森に親しみ、森に憩う子どもたちを育てていく。
 また、学校・保護者・地域が一体となって取り組んでいる「くずまきの森」の維持管理、グリーンカーテンづくりや資源回収などをはじめ、子どもたちが実践している花活動、節電・節水エコ活動、ペットボトルのキャップ回収などを継続して、一体感のある継続的な取組を実践していきたいと考えている。