2019年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

減災・防災, 環境, 文化多様性, 世界遺産・地域の文化財等, 国際理解, 平和, 福祉

本校は、「世界をつくる元気な学校」を活動テーマとして、ESDを持続可能な社会の創り手を育む教育と捉え、ESDの実践を通して持続可能な社会づくりに必要な問題発見能力、問題解決能力を育み、地域社会、国際社会の発展と繁栄を実現することを目的としている。

具体的には、国際理解、平和、環境、福祉、減災・防災、文化多様性を柱に、①国際理解に係る活動、②平和に係わる教育、③福祉に係わる教育、④文化多様性に係わる学習を行った。 

①   国際理解に係わる活動

JICA沖縄国際センターにて「国際交流会」が開催され、日米の高校生でこども兵士が存在している理由を話し合った。私たちにできることとして「使用する製品がどこからきたかを知り、不明な製品を使用しないことで、武装勢力の資金源を断ち、暴力の連鎖を食い止めることができる。また世界の課題を知り、原因を知り、行動する」を通じて、豊かで活力ある未来を作ることを誓った。

・「YFU国際交流ツアー」に参加。米国留学生2人を1週間クラスメイトとして過ごし日本の文化、習慣を教え休日には沖縄観光ツアーも実施。グループでの計画で那覇市内の観光案内をした。

2020年東京オリンピック・パラリンピックホストタウン事業

<沖縄県中頭郡中城村×カーボベルデ共和国>
2020
年東京オリンピック・パラリンピックを盛り上げるために、1年生6名がカーボベルデ共和国のボクシング選手を取材し、紹介するポスター制作プロジェクトを実施。中城村がホストタウンであることを告知するための事業に参加している。

<沖縄県中頭郡北中城村×サントメ・プリンシペ民主共和国>
北中城村がサントメ・プリンシペ民主共和国の2020TOKYOオリパラでのホストタウンとして、両国をつなぐための活動を行う。事業を広く知ってもらうため、村内の、島袋小学校を訪問し、サントメ・プリンシペ共和国について発表を行う。交流会では、島袋小学校6年生が合唱やエイサーが披露し、その様子を本校生徒が写真・動画を撮影した。また、寄せ書きを集め現地へ届けた。

・県内米軍基地内ハイスクールとのサッカー練習試合

・「高校野球200年構想事業」沖縄県学童野球競技大会のサポート

高校生は遠投などの計測やウォーミングアップのキャッチボールなどをサポート。野球の楽しさをお互いに実感する交流の場となった。

②   平和に係わる学習

<平和学習会へ参加>沖縄県ユネスコ協会主催の平和学習会「平和の鐘を鳴らそう」に参加。

➂福祉に係る活動

・ユネスコ世界寺子屋運動
「書き損じハガキ・キャンペーン2019
貧困の連鎖を断ち切るため,教育の機会に恵まれない子どもや、大人のために「寺子屋=学びの場」をつくり、「識学教育」「収入向上」「保健衛生」「人材育成」などのプログラムで、自立した持続可能な社会づくりを支援する活動をし、ユネスコ協会より感謝状が届く。

KBC学園グループ学園祭2019献血活動
KBC
学園8校合同の学園祭にて日本赤十字社による献血を行う。

・環境活動
<毎朝の清掃活動>
スポーツコース(サッカー専攻)12年生は、校舎の近所を毎朝10分程度のゴミ拾いを続けています。

<糸満市南浜グラウンド清掃>

練習でお世話になっているグラウンド清掃。このグラウンドで練習ができること、地域の方々に支えられていることに感謝の気持ちを込めて整備をしました。

 

来年度の活動計画

2020年度の活動計画

➀ 国際理解に関する活動

TOKYO2020オリンピック・パラリンピック ホストタウン事業

YFU米国留学生への交流ツアー計画実施⇒首里城ツアーを火災復興支援を組み入れ伝える

JICA国際交流⇒沖縄から発信する平和教育

② 防災教育

①    環境問題⇒ペットボトル回収、キャップ回収地域の清掃活動

②   世界遺産⇒首里城再建支援活動
地元の世界遺産を知る。(沖縄9つの世界遺産研究)