2020年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

減災・防災, 環境, 国際理解, 平和, 人権, 持続可能な生産と消費, エコパーク

平成30年度に認定され、翌年度から本格的な活動が始まりました。しかし、今年度は新型コロナウイルス感染症拡大のため、活動を制限したなかで実施を進めてきました。
「持続可能な社会づくりに関わる課題を見出し、それらを解決するために必要な能力や態度を身に付けることを通して、持続可能な社会の形成者としてふさわしい資質や価値観を養う」ことを本校のねらいとしています。
全校での共通テーマを「環境」とし、1年生は「地域の自然環境と産業」、2年生は「循環型社会と省エネ」、3年生は「共生社会と防災」として活動を進めてきました。1年生では、石狩海岸の環境問題や石狩湾新港企業の環境対策を学習しました。2年生では、札幌市の環境に対する取組を調査し石狩市と比較し学びを深めました。3年生では、函館市の施設を訪問し、防災、観光、省エネ、環境の観点で学びを深めました。各学年の取組は、文化祭の場で発表を行い、情報を共有することができました。前述のとおり今年度は、活動が制限される中での取組となりましたが、生徒一人ひとりは、持続可能な社会の一員としての意識が深まりました。
また今年度は、石狩ユネスコスクール様から「アンネのバラ」をいただきました。2年生の道徳の授業で「アンネのバラ」を取り扱うなど、「国際理解」「平和」「人権」についての考えを深め、大事に育てています。この場をお借りして感謝申し上げます。ありがとうございました。

来年度の活動計画

来年度も「持続可能な社会づくりに関わる課題を見出し、それらを解決するために必要な能力や態度を身に付けることを通して、持続可能な社会の形成者としてふさわしい資質や価値観を養う」ことをすすめていきます。
全校での共通テーマを「環境」として取り組むことは変更ありません。今年度新型コロナウイルス感染症拡大防止のために制約をうけたさまざまな活動を状況判断の上実施する方向で考えています。特に3年生で実施している「共生社会と防災」の東北地方の防災について、現地を訪れる中で学びを深めたいと考えています。
また「アンネのバラ」も順調に育っていることから、この活動を通してさらに、「国際理解」「平和」「人権」についての考えを深めていきたいと考えています。