2021年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

減災・防災, 環境, 平和, 人権, 福祉

当校では「探究・敬愛・鍛錬」を教育目標とし、様々な活動を実践し、教育目標に近づけるように努力している。その活動の中には、SDGsに関連させて地域伝統文化、環境、食、防災などがある。ESDという視点を通してこれらの活動を見直すとともに、充実させていきたいと考える。
①地域伝統文化に係わる活動(大凧合戦への参加など)
今年度、コロナウイルスの流行により地域の凧協会の指導を受けること、江戸時代から伝わる6月の「見附今町・長岡中之島大凧合戦」に参加することができなかった。そこで手作りの凧を作り凧合戦の会場で凧揚げ大会を各学年で行った。白だこづくりや大凧の糸付け、地がらめ体験を大凧協会の方に来校していただき、体験することができた。
例年行っている地域連携フェスティバルでワンデイマッチとフレンドリーゾーンフェスティバルはできなかったが、合唱コンクールで地域連携フェスティバルの映像を鑑賞し、伝統を守る心やそれらを継承していく大切さを学んだ。
②環境に係わる学習(グリーンカーテンづくりなど)
毎年、夏季の教室環境改善のため、ゴーヤを用いたグリーンカーテンづくりに取り組んでいる。この取組により、グリーンカーテンによる室温の変化や日陰の涼しさを感じ取り、限りある資源を活用していくことの大切さを考える一助となっている。
また、環境委員が生徒玄関に花を置いたり、ボランティアを募って校内のワックスがけを行ったり、新聞委員が掲示物の配置を工夫したりするなどして、校内や教室環境の美化に努めた。また、1学年では地域貢献活動として総合的な学習の時間に地域の神社を清掃した。
③防災に係わる学習(地域の防災訓練参加など)
今年度はコロナウイルスの流行により市全域での防災訓練が行われなかったが、避難訓練では消防士の方から来校していただき避難時の行動などについて知り、もしもの時どうしたらいいのかを確認しあった。また、1学年では外部から講師を招き洪水時の避難方法などを学んだ。
④食に係わる学習(栄養士による食の指導)
学校の栄養士さんから各学年で食に関する指導をしてもらっている。また給食の時間の放送でランチタイムス(給食センターからの便り)を使い食材についての放送を行い、また、残量調査も年2回実施し、食に関する興味関心を高めている。

来年度の活動計画

 

例年の活動を継続していく。

4月 クリーン作戦参加

6月 大凧合戦に関わる活動、地域の防災訓練参加

7月 ワックスがけ、花の苗の植え替え

8月 校地整備

10月 地域連携フェスティバル

食育に関する指導(年2回)、グリーンカーテンの設置、花苗の植え替え等を行っていく。

SDGsに向けた取り組みを計画していく。