2019年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

減災・防災, 環境, 平和, 人権, 福祉

当校では「探求・敬愛・鍛錬」を教育目標とし、いろいろな活動を実践し、教育目標に近づけるように努力している。その活動の中には、地域伝統文化、環境、食、防災などがある。ESDという新たな視点を通してこれらの活動を見直すとともにレベルアップを図りたいと考えている。

①地域伝統文化に係わる活動(大凧合戦への参加など)

地域の凧協会の指導を受け、江戸時代から伝わる6月の「見附今町・長岡中之島大凧合戦」に参加している。相手の凧と凧ひもを絡め合い、引っ張り合う「地がらめ」を体験した。

その他、白丁という今町伝統のお祭りに参加したり、地域連携フェスティバルで酒田音頭などの伝統芸能を鑑賞したりして、伝統を守る心やそれらを継承していく大切さを学んでいる。

②環境に係わる学習(グリーンカーテンづくりなど)

毎年、夏季の教室環境改善のため、ゴーヤを用いたグリーンカーテンづくりに取り組んでいる。この取組により、グリーンカーテンによる室温の変化や日陰の涼しさを感じ取り、限りある資源を活用していくことの大切さを考える一助となっている。

また、環境委員が廊下に花を置いたり、ボランティアを募って校内のワックス

がけを行ったり、新聞委員が掲示物の配置を工夫するなどして、校内や教室環境の美化に努めた。また、大凧合戦前に全校生徒で土手清掃を行い、大凧合戦後はボランティア委員が中心となり、土手清掃を行った。

③防災に係わる学習(地域の防災訓練参加など)

見附市では年に1回、市全域での防災訓練を行っている。生徒一人一人が住んでいる町内の防災訓練に参加し、中学生としての役割を果たしている。

また、防災訓練参加の後は、防災に関する講演会を実施している。講演会では、新聞紙で皿を作る等の体験もしている。

④食に係わる学習(栄養士による食の指導)

学校の栄養士さんから各学年2回ずつ食に関する指導をしてもらっている。また給食の時間の放送で食材についてのお話や給食残量調査も年2回実施し、食に関する興味関心を高めている。

来年度の活動計画

例年の活動を継続していく。

  4月 クリーン作戦参加

6月 大凧合戦に関わる活動、地域の防災訓練参加

7月 ワックスがけ、花の苗の植え替え

8月 校地整備

10月 地域連携フェスティバル

 食育に関する指導(年2回)、グリーンカーテンの設置、花苗の植え替え等を行っていく。

 新たな活動として①エコに関する活動を行う。②評価の仕方の工夫を行う予定である。また、ユネスコスクールガイドラインを年度初めに、全職員で確認を行う。