2021年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

人権, 食育

・ふるさと細谷の自然を活かした食農教育活動(全校)

学校農園で,夏野菜や冬野菜の栽培を行う。春の畑の準備には,地域の農園ボランティアの方の協力で耕耘・畝づくりを行った。それぞれの学年で栽培する作物を決め,種や苗から育てていった。天候不順の時期があったが,概ねどの学年も豊作であった。収穫後の作物は家庭へ持ち帰り,食べることができた。新型コロナウィルスの影響で昨年は中止・縮小せざるを得なかった活動も,今年度は感染防止対策をして内容や方法を工夫し,できるだけ行うようにした。学習発表会時には,子どもたちのかいたポスターを貼って,サツマイモや稲わらの無人販売を行い,地域や保護者の方々に喜んでいただいた。

・命を見つめる活動(全校)

6月には命について考える活動の一環として,毎年細谷いのちのプロジェクトを実施している。しかし,今年は緊急事態宣言下であったため,保護者の参加や参観は中止とした。各学年で行った「いのちの授業」は学校HPや通信等で保護者に紹介した。5年生は,命の詩「電池が切れるまで」を取り上げ,「命の大切さ」について話し合った。「自分の命を最後まで大切にする」「精いっぱい生きる」「他の人の命も大切にし,いじめなどをしない」といった意見が出され,主題に迫っていった。この他,2年生では,校内でのけがを防ぐために自分ができることを小グループで話し合い,安全についても学んだ。

来年度の活動計画

<活動計画>

・地域を理解し,地域の方々と手を取り合って地域の環境を大切にできる子の育成を目ざす。

・生活科や総合的な学習の時間を中心に教育課程を見直し, これまで以上に地域の自然や産業,人々の関わりを意識的に教育活動に組み込む。そうすることで,ふるさと細谷を愛する心が育まれ,地域の環境にも目が向けられ,「大好きだよ!緑いっぱいの細谷」と胸を張って言える子が育っていくと考えた。