2019年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

生物多様性, 減災・防災, 気候変動, エネルギー, 環境, 文化多様性, 世界遺産・地域の文化財等, 国際理解, 平和, 人権, ジェンダー平等, 福祉, 持続可能な生産と消費, その他の関連分野

1.国際交流に関わる活動
海外研修を通してコミュニケーション能力およびグローバルな視野の育成を図った。1月にはハワイ州カラニ高校を訪問し、現地の高校の授業や部活動に参加したりホームステイを通して、語学や文化の研修を行った。生徒は「日本語」の授業に参加し、用意した学校や日本の年中行事の紹介(プレゼンテーション)を行ったり、カルタや折り紙などの活動を通して交流を行った。

2.環境保全に関わる教育
本校の設定教科である「環境情報基礎」の授業を通して、環境保全における課題意識を高めるとともに、学校行事などで発表・展示を行うことによって学校全体の意識向上を図った。校外活動としては「エコライフステージ」に参加し、「ミドリムシ」の研究発表を行った。
生徒会が中心となった活動としては、レジ袋使用削減を目指して「学校エコバッグ」を設置し、コンビニ等で買い物する際に利用する活動を開始した。
また、年一度開催している学校行事「ESD講演会」には北橋健治北九州市長を招聘し、「環境未来都市 北九州市の歩みとこれからの展開」という演題で講演を行った。環境に対する意識だけでなく、自分たちの生まれ育った地元に意識を向けることのできた有意義な機会となった。

3.人権・平和に関わる教育
ESD授業週間を設け、日頃の授業の中で特にこの期間はESD教育7つの柱のいずれかに特化した授業を行ってもらい、相互授業参観や実施者のレポート提出などを行った。また、ESDからSDGsに移行していることもあり、学校内の様々な行事、活動にSDGsのどのgoalを目指しているかを明記するようにした。
また、年に一度「人権・同和教育」をテーマとしたHRを行うことで、さまざまな課題について教員、生徒が考える機会とした。

来年度の活動計画

【学校行事等】
・ESD授業週間(11月)
・ESD講演会(10月)
・海外生徒・教員受入(未定)
・北九州エコライフステージ(10月)
・生徒海外研修(1月)
【取組予定】
・エコキャップと古紙の回収
・エコバッグ活用
・被災地復興支援
・防災教育
・食育などの健康教育
・人権教育