2018年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

環境

目標

① 本校の教育活動を価値化し、活動の主体である生徒自身に活動の意義を意識させることにより、自尊感情の高揚、愛校精神の涵養を図る

 ② ユネスコスクールのNWを活用し、21世紀の課題をグローバルな視点から捉えさせる

 ③ 本校教育活動を管理職、教職員の変遷があっても、継続して実施していく

活動事例:一人一鉢プランターづくり<全校生徒・年3回>

 この活動は、現在の様々な活動の原点で、13年前から継続されている本校自慢の活動でもあります。春から夏へ、夏から冬へ、冬から春へ、季節の花を、全校生徒で土の入れ替えから花植え、水やりを行っています。3年生になると1・2年生の時の経験から、手際もよくなります。また、飾られた花は来校者の目を引くものです。プランター一つひとつに生徒たちの心が込められ、暑い夏の日や寒い冬の日を頑張って咲いている花々が、我が早鞆中学校の誇りの一つであり、日々の取組の成果の象徴であると考えています。また、使用した土は腐葉土にし、再利用します。本年度も、生徒会が中心となり、余分にプランターを作り、地域の市民センターや門司港駅に贈呈しました。地域の方にも喜ばれる姿を見て、生徒たちに「感謝」や「奉仕」「自尊感情」などの心やシビックプライドの醸成が図られていると感じることができました。

 また、この取組の一環として、生徒会や部活動生徒が地域の花壇づくりを年2回実施し、地域貢献を行うことで、地域の一員としての自覚も芽生えたと確信しています。

来年度の活動計画

本校は、「心の育ち」をキーワードに、ESDの視点に立って、教育活動を進める中で、日々の花の育ちが生徒の「心の育ち」を表す一つの目安に感じずにはいられません。さらに、生徒会新聞「波濤」が、北九州市学校新聞コンクールで、8年連続で最優秀賞の毎日新聞社賞を受賞しました。今後、生徒が誇りをもって取り組んでいるこれらの活動を職員・生徒が入れ替わろうとも、より持続可能な教育活動へと進化・発展させていけるように活動していきたいと思います。