2022年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

文化多様性, 平和, 人権, ジェンダー平等, 福祉

本校は、「花里を愛する心を 花里の未来につなげる」をテーマとして、昨年度までの人権教室を大切にしつつ、本年度の活動を進めた。37年前の創立当時から本校の特色ある教育活動である「はなのき活動」と名付けられた郷土学習、奉仕・ふれあい活動に取り組んでいる。
郷土学習では、3年生が「はなのき太鼓」と呼んでいる太鼓のお囃子を、5年生が「花里獅子」と呼んでいる、地域の神社に伝えられる獅子舞をそれぞれ地域講師から学んでいる。練習を重ね、地域の芸能祭や運動会で公演した。この芸能祭は地域のまちづくり協議会と共催で行い、本年度は、保護者のみの観覧になったが、地域の方には映像の限定配信をまちづくり協議会の方に行っていただけた。6年生は、春の運動会で「花里獅子」を広く地域の方に披露するとともに、高山市の歴史・文化について個々にテーマを決め、年間を通して調べたり、見学したりしながらプレゼンテーションにまとめ発表している。
4年生は、福祉について社会福祉協議会の方に学んだ。視覚や聴覚に障がいのある方とのふれあいや、車椅子、ブラインドウォークなどの体験活動を通して、みんなが住みよい学校環境を心掛けて活動をした。学校の花壇には、季節の花がいつもきれいに咲いている。
「人権集会」も昨年度と同様に年2回実施し、学級ごとに人権宣言を決め、年間を通して、学級ごとに取り組んだ。
次年度も、「はなのき活動」と「人権集会」を活動内容とし、花里を愛する心を育むと共に、未来を創り出す花里小学校の子どもを育てていきたい。

来年度の活動計画

「はなのき活動」「人権集会」を2本の柱として取り組んでいく。コロナ禍で縮小していた地域の方、地域講師とのふれあいを大切にしつつ、体験すること、触れあうことでなすことによって学びを深めていきたい。