2018年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

環境, 世界遺産・地域の文化財等

当校は,「ぼくたち わたしたちのふるさと 二川」を活動のテーマとして,ESDを地域とのつながりを深めてふるさとの環境や歴史・文化について追究する取り組みとしてとらえ,今日的課題を自分の課題とし把握し,解決にむけて自ら動き出せる子どもの育成を目標とした。
 具体的には,地域の行事への積極的なかかわり,環境保全にかかわる人たちとの交流を中心として,①二川宿本陣まつりにかかわる学習②梅田川の生き物にかかわる学習を行った。
 ①二川宿本陣まつりにかかわる学習
 旧東海道の宿場があった本学区では,大名行列を再現した「二川宿本陣まつり」が11月に実施され,本校6年の児童が子ども奴(やっこ)隊・手踊り隊として参加する。
 大名行列へ参加に先立ち,本年度は「お囃子」を演奏する練習を音楽の授業を中心に行った。その際,演奏のしかたや工夫等地域の方たちの協力を得ながら直前まで練習に励んでいた。
 事後,まとめとして書いた「本陣まつり新聞」には,まつりの様子だけでなく,地域の方たちへの感謝の言葉も添えられ,地域に根付く伝統行事の大切さをつくづく感じることができた。
 ②梅田川の生き物にかかわる学習
 4年生は,学区を流れる梅田川について調べを進め,身近な環境の保全活動へと結びつける活動に取り組んだ。生き物が多く成長する暑い時期,環境保全に取り組む方たちの指導を受けながら,実際に梅田川に入って生き物観察を中心とした活動を行った。事後は新聞形式でまとめを行った。

来年度の活動計画

平成31年度も今年度行った活動は継続して行っていく。
 「二川宿本陣まつり」は11月4日実施予定である。来年度は手踊り隊として参加するので,事前に地域の方から踊り方を指導していただき,まさに「地域とともに創りあげる学校行事」を目指していく。
 「梅田川の生き物観察」は,特に生き物が多く成長する夏場をねらってできる限り多く川に入り,具体的な行動から学びが深まるよう工夫する。
 その他,学区の近くにある「岩屋山」近くでの植物観察や昆虫観3年生を中心に行っていく予定である。