• ふくやましりつせいびちゅうがっこう
  • 福山市立済美中学校〔キャンディデート校〕

  • Fukuyama Municipal Seibi Junior High School
  • 種別, 地区
  • 主な活動分野気候変動, 環境, 文化多様性, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 国際理解

所在地 〒720-0843 福山市赤坂町赤坂7267番地2
電話番号 084-951-1009
ホームページ http://www.edu.city.fukuyama.hiroshima.jp
加盟年 -

2023年度活動報告

活動分野

国際理解, 平和, 福祉, 持続可能な生産と消費

2023年度ユネスコ活動報告

1.学習題材として取り上げている分野
○文化多様性 環境 国際理解 平和 人権 持続可能な生産と消費

2.本年度の活動報告
めざす子ども像として,21世紀型“スキル&倫理観”を身につけた生徒の育成を教育目標として取組を進めている。具体的な学習としては,株式会社「教育と探求社」の探求学習プログラム,クエストエデュケーションを教材として取り入れた。この活動の中で,自分たちを取り巻く環境や,互いを認めて生きていくためのよりよい活動とはどのようなものかなど,気づいたこと,考えたことを振り返り,さらに新たな課題を見つけ出し,次の活動につなげる取組を行った。また,生徒会活動や各教科においても関連付けて考えることや,異学年交流を仕組むことで,より深い学びができている。

○1学年「SDGsを視点に,ふるさと福山の課題を知り,解決策を考える」
課外活動として,近隣の市でフィールドワークを行った。実際に,街の様子を肌で感じることで課題や疑問を見つけ,学ぶことができていた。
クエストエデュケーション(ソーシャルチェンジ)を活用し,生徒同士で意見を出し合い,話し合いを行った。自分の考えを相手にわかりやすく伝えるための工夫も考えて,発表ができていた。

○2学年「働くことの意義を知る」
クエストエデュケーション(コーポレートアクセス)を活用し,企業から出されたミッション達成に取り組んだ。企業から提示された項目について,実際に,街頭アンケートをおこない,多様な人たちと接する中で,話し方や接し方を学んだ。このことは職場体験学習にも繋がる学びとなっていた。

 

 

 

 

 

 

○3学年「働くことの意義を知り,進路について考える」
2学年と同様に,クエストエデュケーション(コーポレートアクセス)を活用して,企業から出されたミッション達成に向けて取り組んだ。生産者と消費者2つの立場から,持続可能な生産と消費について,深く学ぶことができた。
2・3年生についてはお互いの発表を交流することで,さらに考えが深まり,新たな課題発見のきっかけにもなっていた。

○平和・人権・国際理解(UNICEF出前授業)
3学年が,社会科の授業の一環として,UNICEF出前授業を実施した。
出前授業の前に,生徒自ら展示ブースを設置し,当日は司会進行をおこなうなど主体的に学ぼうとする姿が見られた。UNICEFの活動を実際に聞くことで,平和な社会の構築・国際理解のために私たちが考えていかなくはならないことを知ることができた。
1学年では,ウクライナから避難して来られた方の講演会を開いた。ウクライナの現状やウクライナの文化を実際に聞くことで,違いを受け入れ助け合うことの大切さを改めて知ることができた。

来年度の活動計画

3.活動計画(次年度)
前年度同様,総合的な学習の時間,各教科・各学年で計画を立てて実施していく。新たな取り組みとして,異学年交流の場をもつことで,学び合いの質を高めていく。

○Rose&Peace教育
2025年福山で開催される世界バラ会議に向けて,思いやり,優しさ,助け合いの心をもち,豊かな国際感覚を育む活動をおこなう。カリキュラムに位置付け計画的に取組を進めていく。また,生徒会活動でも具体的な取組を計画していく。

○ソーシャルチェンジ・コーポレートアクセス
互いが認め合える社会づくりを考える。
企業が社会に生み出す価値を探究することを通して「働くこと」について考える。
異学年交流の場も取り入れる。

過去の活動報告