2018年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

国際理解, 平和, 人権, 減災・防災, 食育

 本校は、「心豊かで、自ら学び、夢と希望をもって学ぶ人間の育成」を学校教育目標として、ESDを持続可能な社会づくりの担い手を育む教育と捉え、ESDの実践を通して「人格の形成」と「人・もの・こと」との「関わり」「つながり」を尊重し、「自ら考え、自ら学ぶ」力の育成を目標とした。具体的には、外国語活動・英語科、わかやま創造科を柱に①人権・平和に関する学習②防災に係わる活動、③国際理解に係わる教育、④食育に係わる学習を行った。

①  人権・平和に係わる学習や活動

子どもへの人権意識の向上、保護者への啓発を目的に、全学年一斉に人権にかかわる学習を授業参観において実施。また、本市で行われている戦災死者追悼法要に学校代表が参加。7年生がおった千羽鶴を奉納し、平和への思いを強く持つ機会とした。地域の方もゲストティーチャーとして招き、学習を深めた。

②   防災に係わる教育

わかやま創造科で、地域の防災について学習を深めたり、減災について学習を行ったりした。また、全学年が、備蓄品について理解を深めたり、避難所に避難した時を想定し、自分にできることなどを話し合ったりした。

③  国際理解に係わる活動

本校は、カナダ・リッチモンド市のバークレー校と姉妹校提携を行っており、隔年でカナダを訪問している。今年度も9名が訪問し、交流・親睦・理解を深めた。また、ベーカースフィールド市からの訪問団を受け入れ、8年生と交流を深めた。このとき日本の文化を知ってもらうため、折り紙、書道などを行った。

④  食育に係わる活動

   ジビエに注目し、地域の文化や地域が抱える課題と食べ物との関係についての学習を行った。

来年度の活動計画

○外国からの訪問団受け入れを2回程度予定。(国際理解)

○防災に係わる探究的な学習を実施予定。

○人権・平和にかかわる学習の実施。

○食育に係わる学習の実施。