2019年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

文化多様性, 国際理解, 平和, 人権

本校は、「心豊かで、自ら学び、夢と希望をもって学ぶ人間の育成」を学校教育目標として、ESDを持続可能な社会づくりの担い手を育む教育と捉え、ESDの実践を通して「人格の形成」と「人・もの・こと」との「関わり」「つながり」を尊重し、「自ら考え、自ら学ぶ」力の育成を目標とした。具体的には、外国語活動・英語科、わかやま創造科を柱に①人権・平和に関する学習②防災に係わる活動、③国際理解に係わる教育、④食育に係わる学習を行った。

①  人権・平和に係わる学習や活動

子どもへの人権意識の向上、保護者への啓発を目的に、全学年一斉に人権にかかわる学習を授業参観において実施。また、本市で行われている戦災死者追悼法要に学校代表が参加。7年生がおった千羽鶴を奉納し、平和への思いを強く持つ機会とした。地域の方もゲストティーチャーとして招き、学習を深めた。

②   防災に係わる教育

わかやま創造科で、地域の防災について学習を深めたり、減災について学習を行ったりした。また、本校を訪れた地域の皆さんに、防災メッセージを発信したり防災劇を見ていただいたりした。

③  国際理解・文化多様性に係わる活動

本校は、カナダ・リッチモンド市のバークレー校と姉妹校提携を結び、隔年ごとに相互訪問を行ってる。今年度はリッチモンド市から36名が和歌山市を訪問し、交流・親睦・理解を深めた。本校では、6年生と9年生が、名刺交換、折り紙、書道、1日学校体験などの交流活動を行った。

来年度の活動計画

○外国からの団受け入れを2回程度予定。
2020年3月 リッチモンド市剣道交流団

○防災に係わる探究的な学習を実施予定。

○人権・平和にかかわる学習の実施。