2019年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

海洋, 環境, 文化多様性, 国際理解, 平和, 持続可能な生産と消費

本校は、「自主・協同・探究」を学校理念とて、ESDの実践・普及の拠点であるユネスコスクールとして、大学、地域のステークスホルダーと連携し,国内外における交流を図りながら、グローバルに活躍するために求められている資質・能力を育み国際的視野をもつグローバル人材の育成を図ることを研究の継続課題としている。
年度当初には、広島大学教育学研究科教授:由井義通先生を講師に招き、「SDGsの視点を取り入れた授業づくりとカリキュラム開発」と題した研修会を開催して知見を深めた。また、10月には、武田中高等学校から2名の講師を招請し,SDGsに係るワークショップを開催し、研修を深めた。
国際理解教育の一環として、広島大学における国際協力機構(JICA)受託研修として、国際研修「ザンビアPCKを踏まえた理数科授業実践技能向上」を実施した。具体的には本校算数理科教員とザンビア教員で連携して本校5年生で公開授業を行った。また、広島大学大学院国際協力研究科の「教科教育授業論」の一環として、留学生24名に本校社会科授業を行使し、本校の取組を理解してもらうとともに国際交流にも努めた。

来年度の活動計画

「自主・協同・探究」を学校理念とて、ESD及びSDGsの実践・普及の拠点であるユネスコスクールとして、大学、地域のステークスホルダーと連携し,国内外における交流を図りながら、グローバルに活躍するために求められている資質・能力を育み国際的視野をもつグローバル人材の育成を図ることを研究課題とする。
具体的には、
主体的・自覚的に問題を捉え、各教科の学びを統合しながら、問題の解決に向かうグローバル人材を育成するための,ESDカリキュラムの開発
―SDGsの17のゴールを教育ツールとして活用した初等カリキュラムモデル―
を研究主題とした研究活動を展開する。