| 所在地 | 〒441-3212 豊橋市東赤沢町字西横根130番地 |
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| 電話番号 | 0532-21-2102 |
| ホームページ | http://www.toyohashi-c.ed.jp/tonami-e/ |
| 加盟年 | 2015 |
2022年度活動報告
環境, 福祉, 持続可能な生産と消費, 健康, 食育
当校は、「豊かな情操とたくましい体を養い、自分の考えで実践できる子を育てること」を学校の理念として、ＥＳＤの実践を通して仲間や地位と関わり合う力の育成を目標とした。
具体的には、となみランド（竹林）、なかよし農園（田・畑）、百花園（家族の木）を活用した①地域の環境に係る活動、②農業に係る学習、③自然を守り整備する活動を行った。
- 地域の環境に関わる活動
当校の周りには畑が広がり、森林、竹林といった自然も多い。学校にもとなみランド（竹林）が隣接しており、ここで子どもたちはさまざまな活動をしている。地域のかたがたとの交流や一年生を迎える会を兼ねた会である「たけのこフェスタ」では、児童が学校のとなみランド（竹林）で探検したり、クイズを行ったりするほか、ＰＴＡが調理したたけのこご飯やみそ汁を味わう。百花園（家族の木）では、1世帯で1本の果樹を育てている。子どもたちは定期的に観察したり、世話をしたりしている。また、家族で話題にし、収穫を心待ちにしている。収穫した実は、家庭に持ち帰り、家族団らんの際に食べている子もいる。
- 農業に関わる学習
なかよし農園には水田があり、５年生がＰＴＡの協力を得ながら稲を育てている。春に田植えをし、秋には稲刈りをする。刈った稲は農園の近くにはさ掛けをし、天日で乾燥させている。その後、脱穀機を使って脱穀をする。収穫された米は、翌年のたけのこフェスタの「たけのこご飯」の材料となるため、子どもたちは収穫量に関心をもちながら活動している。また、たけのこをとなみランド（竹林）から収穫し、地産地消を心がけている。
- 自然を守り整備する活動
身の回りにある、豊かな自然の恵みに感謝し、今後も大切に引き継いでいこうと、森林整備やとなみランド（竹林）の整備を行った。整備を行う中で、 子どもたちは、鳥や虫、実のなる木々、風にそよぐ笹の音や脈々と続く竹の根に触れ合い、改めて豊南の自然の豊かさを感じ取っている。
来年度の活動計画
今後も学校に隣接する自然を活用し、「豊かな情操とたくましい体を養い、自分の考えで実践できる子」をめあてとして活動していく。
具体的には、となみランドやなかよし農園、百花園などを整備しながら、行事（たけのこフェスタ）や特別活動（たけのこプロジェクト）など身近な自然とともに共生する意識を育てていきたい。また、普段の授業もＥＳＤの理念をふまえながら進める。特に総合的な学習では、となみランド（竹林）、なかよし農園（田・畑）、百花園（家族の木）などを軸にして展開する授業多いので、こうした資源を十分活用できるよう配慮する。