• とよはししりつたにがわしょうがっこう
  • 豊橋市立谷川小学校

  • Toyohashi Municipal Tanigawa Elementary School
  • 種別 地区
  • 主な活動分野登録なし

所在地 〒441-3106 豊橋市中原町字東ノ谷1−3
電話番号 0532-41-0501
ホームページ http://www.toyohashi-c.ed.jp/tanigawa-e/
加盟年 2015

2022年度活動報告

活動分野

生物多様性, 環境, 文化多様性, 持続可能な生産と消費

①3年「谷川みかんを育てよう」
谷川小学校は学校の敷地内に「みかん園」がある。50本ほどのみかんの木が植えられており、秋から冬にかけてみかんのよい匂いが園の中に漂っている。温州、きよみ、ネーブル、はるひめ等、種類も豊富。地域のみかんの先生に教えていただきながら、3年生の子どもたちもみかん博士になろうと総合的な学習の時間に学んでいる。みかんの収穫の仕方や摘果の仕方等、子どもたち自ら体験することで、地域で多く生産されているみかんを身近に感じ、大切に思う心を育てている。

①4年「ホタルのすむ里 谷川」
4年生はホタルの飼育を通して、環境について考える活動を行った。ホタルは豊橋市内でも見られる地域は限られている。谷川校区はホタルを観察できる数少ない校区である。毎年6月になると、ホタル保存会の方々や保護者、子どもたち、学校職員で「ホタル狩り」を行う。校区を流れる半尻川では暗くなってくると、ホタルが川岸付近で乱舞する様子が見られる。そのホタルを捕獲しオスとメスの数を確認する。そして、飼育ケースに入れて卵を産ませる。孵化した後は校内にあるビオトープで幼虫を育てる。4年生の児童が交代で毎日えさのキャベツを与えたり、異常がないか確認をしたりする。そして成長したホタルの幼虫は半尻川に子どもたちの手で放流される。今年度は約700匹を放流した。昨夏は飛び交うホタルが少なくて心配されたが、来年は多くのホタルが見られるようにと、子どもたちや地域の方々が楽しみにしている。

②5年「育てよう谷川米」
5年生は学校近くの田んぼを借りして、米についての学習をしている。5月には5年生の子どもたちが「お米の先生」に教えていただきながら、田植えを行う。腰をかがめながら、まっすぐに植えられるよう、がんばる子どもたちはどろ汚れも平気。今年度は稲の生育も良くため、米もたくさん実った。収穫する時には、お米の先生の指導の下、カマでおそるおそる収穫していた子どもたち。稲刈り機・脱穀機の使い方も教えていただきながら、たくさんの稲を収穫することができた。働く人の思いにも触れ、貴重な体験ができた。古くから稲作がさかんであった谷川校区であるため、このような取り組みを今後もぜひ継続したい。

③3~6年「菊づくり」
菊作り名人である校区の方に教えていただきながら、3~6年生は菊を育てている。3・4年生は「ドーム菊」。ドームのようなこんもりとした形の美しい形を育てている。5・6年生は「大菊」。子どもたちの身長ほどにまで高く育つ菊である。その名の通り、直径20CMほどもある大輪の花を咲かせる。子どもたちがそれぞれ育てた菊が並んでいる光景は圧巻。菊名人の先生のおかげと感謝の気持ちも育っている。今後も校区の文化祭や学校行事の折に展示し、様々な色の美しい菊の花を多くの方々に楽しんでいただきたい。

来年度の活動計画

来年度も校区の豊富な資源を活用して、地域に根ざした活動をSDGsの理念を大切にしながら進めていきたい。
具体的には
①3年「谷川みかんを育てよう」
②4年「ホタルのすむ里 谷川」
③5年「育てよう谷川米」
④5・6年「大輪の菊を咲かせよう」
⑤1・2年生「昔遊びの先生学ぼう!」
校区のお年寄りとの方々と昔遊びを通して交流する

過去の活動報告