• とよはししりつおおしみずしょうがっこう
  • 豊橋市立大清水小学校

  • Toyohashi Municipal Ooshimizu Elementary School
  • 種別 地区
  • 主な活動分野登録なし

所在地 〒441-8132 豊橋市南大清水町字元町78
電話番号 0532-25-2418
ホームページ http://www.toyohashi-c.ed.jp/ooshimizu-e/
加盟年 2014

2022年度活動報告

活動分野

減災・防災, 環境, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 人権, 福祉

① 防災にかかわる活動(6年)

出前授業では,実施に地震が起きた時の揺れを体験したり避難生活がいかに大変かを感じたりした。子どもたちは,「地震はいつ起きてもおかしくない」ということに気づき,地震に対して十分に備えをする大切さを学んだ。そこで,「自分の家ではどんな地震対策をしているのだろう」と考え始め,家庭内の地震対策調べを行った。その結果,「避難袋を準備している」「家具が倒れないように固定している」という家庭が意外と少ないことがわかった。そこで,避難袋にはどんなものが必要かをまとめたり,被害を最小に抑える方法を調べたりして,家庭で地震について話し合うきっかけにした。また,地震が起きた時に自分ができることは何かを考え,家族や地域の人たちと協力して助け合う大切さを学んだ。このような活動を通して,子どもたちの地震に対する心構えを育むことができた。

② 福祉・人権にかかわる活動(5年)

「支えあって生きる」の学習では,地元の高齢者施設との交流を計画していたが,感染症の状況を踏まえて規模を縮小して行った。さまざまな体験活動が制限された中で自分たちにできることはないか,施設の方と相談して考えた。そして,「お年寄りに楽しんでもらえる作品づくり」という取り組みを行った。5年生全員で折り紙を折って施設へ届けたり,七夕飾りの交換を行ったりした。施設のお年寄りには,5年生の作った折り紙や七夕飾りを大変喜んでいただけた。施設からのお礼の手紙が届いたことから,子どもたちは,すすんで関わり合い,助け合うことがよりよい社会づくりにつながることを学び,社会に参画する力を育むことができた。

③ 地域にかかわる活動(3年)

「どうして大清水校区はショウブを大切にしているのだろう」という疑問から,家の人にインタビューしたり本などで調べたりした。地域の方を招いて,大清水校区には,昔,大きな湧水があってノハナショウブが群生していたこと,開拓の時代があったことなどの話を聞いた。その後,「自分たちもショウブを大切にしていこう」と,地域の方に教わりながら,一人一鉢のハナショウブを育てている。また,1年生にもショウブについて知ってもらおうとクイズを考え,教室を訪問して発表した。一連の活動を通して,子どもたちに校区を大切に思う心を育むことができた。

来年度の活動計画

コロナ禍も落ち着いてきて,Withコロナの時代を迎え,社会生活もコロナ前に戻りつつある。来年度は,ESDやSDGsの視点をさらに重視し,子どもたちが自ら問題を見つけ,活動に結びつけることができるような内容を考えて実践していく。そして,活動がその年で終わることなく持続し,活動によって得られた知識や経験が子どもたちの「生きる力」となるように内容の充実を図っていく。そのために,地域とのかかわりを継続し,新たな学びにつながるように学習を展開していく。また,子どもたちが活動するたびに得られた思いや学びを学年の実態に合わせたさまざまな形にまとめ,地域に発信することで,子どもたちの成就感や自己肯定感を育成していく。

過去の活動報告