• おおむたしりつくぬぎちゅうがっこう
  • 大牟田市立歴木中学校

  • Omuta Municipal Kunugi Junior High School
  • 種別 地区
  • 主な活動分野減災・防災, 環境, 人権, ジェンダー平等, 福祉, 持続可能な生産と消費

オンラインによる交流会の様子

所在地 〒837-0924 福岡県大牟田市大字歴木1150番地
電話番号 0944-53-6037
ホームページ http://www.e-net21.city.omuta.fukuoka.jp/kunugi-jh/
加盟年 2012

2023年度活動報告

活動分野

減災・防災, 環境, 人権, 福祉, 持続可能な生産と消費, 健康, 食育

本校では、本市が推進するSDGsの考え方やESDの視点を踏まえ、防災学習や福祉学習、体験学習、進路学習などを柱にした教育活動を通して、他人との関係性、社会との関係性、自然環境との関係性を認識させるとともに、様々な課題の発見と解決に向けた主体的・協働的な学びを通して実生活や社会で自分たちが果たす社会的な役割について理解を深めることで、「持続可能なまちづくり(SDGs11)」に貢献できる資質や能力の育成を目指しています。

①全学年「いのちを守る」(防災教育)SDGs11・13

防災教育では、消防署から外部講師を招き、火災の予防と避難等について学習しました。第3学年では「救命救急講習」を受講することで、自他の「いのちを守る」ために必要な知識・技能を習得しました。また、第1学年では市の防災危機管理室から講師を招き、防災・減災をテーマに学習をしました。体験的な学習も含め、自助、共助、公助、N助の重要性を学び、それを家族や地域に伝えていくことの必要性も学びました。

②第1学年「福祉と生き方」(福祉体験学習)SDGs3・11・16
介護施設で働く人の生き方や高齢者の方の思いを知り、高齢者福祉に対する考えや知識を深めるために、地域の高齢者福祉施設職員の方々と交流学習を行いました。グループワークの中で「福祉」に対する考えを交流し、深め、模造紙に学んだこと、考えたことをまとめ発表しました。また、高齢者や施設の方々に向けて「感謝」をテーマに応援メッセージを模造紙などに書いて交流したり、介護機器を用いた体験活動を行ったりすることで、高齢者の方や介護施設で働く人の生き方、高齢者福祉に対する考えや知識を深めることができました。

③第2学年「自己表現とキャリア教育」(職業についての学習)SDGs4・8・11
職場体験学習に代わる学習活動としてタブレットを使って職業調べを行い、各クラスで調べたことを一人ひとりプレゼンし、職業に関する知識を広げる活動を行いました。また、キャリア教育の一環として高等学校についても同様にタブレットを活用した学習を行い、進路実現に必要な知識・技能について探求することで今後の生き方を考えることができました。

④第3学年「保育体験と自己実現教育」(保育体験学習)SDGs3・4・8・11
進路学習では、今後の自分の生き方を考えるとともに、保育所や幼稚園の園児に向けて、その発達段階に応じた手作りのおもちゃを持参し、保育体験学習を行いました。保育の現場で園児と直接触れ合うことで、子ども達の発達段階やそれに応じた保育の実践について学び、他者への思いやりや自らの成長を支えている人たちの存在や思いに気づくことができました。

来年度の活動計画

2 本校の各学年のESDのねらい
○ 全学年「いのちを守る」「食育」(SDGs11・12・13)
・防災教育を通して、自他の「いのちを守る」ために必要な知識・技能を学ぶ。
○ 第1学年「福祉と生き方」「防災・減災教育」(SDGs3・11・16)
・福祉体験学習を通して、介護や福祉における現代社会が抱える課題や現実問題を理解し、課題克服へ向けて思考する。
・防災・減災教育を通して自分たちの暮らす地域の災害の特性や防災の技術等についての知識を備え、減災のために事前に必要な準備、自然災害から身を守り、被災した場合でもその後の生活を乗り切るための知識・技能を学ぶ。
○第2学年「自己表現とキャリア教育」(SDGs4・8・11)
・職業調査、職場体験を通して、実際に仕事をしている人と接し、自分自身も体験することで、職業生活や社会生活に必要な知識、技術に関心を持ち、勤労観、職業観を育成するための取組を行う。
○第3学年「保育体験と自己実現教育」(SDGs3・4・8・11)
・保育園・幼稚園との交流や進路学習を行い、自らの生き方を考え、将来に対する目的意識を持って、自己実現を目指して自ら向上させるための取組を行う。

過去の活動報告