所在地 | 〒859-1321 長崎県雲仙市国見町多比良甲1020 |
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電話番号 | 0957-78-2125 |
ホームページ | http://www2.news.ed.jp/section/kunimi-h/ |
加盟年 | 2017 |
2023年度活動報告
減災・防災, 気候変動, 環境
活動テーマ
本校は、島原半島という自然豊かな地域の中で「環境問題と地域とのつながり」をテーマとして、高校版EMSを運用しながら系統的な環境学習に取り組むことで、環境破壊問題や地球温暖化諸問題に興味関心を持ち、持続可能な社会を担う若者の育成を目指している。
具体的な活動内容 ①「国見高校EMS」(高校版ISO14001)の継続的な運用と深化 ②3年間の系統的な「環境教育プログラム」の実施 ③新聞紙エコバッグなどの「エコなものづくり活動」の推進 ④通学路・河川清掃などの「地域の自然に親しみ保全する活動」
①「国見高校EMS」(高校版ISO14001)の継続的な運用と深化に係わる活動 国見高校環境マニュアルに基づいて、環境対策活動(節電・節水・ごみ削減など)、活動状況を発信、生徒と職員による推進会議、ESDの推進などを継続的に実施している。また、校外で地域団体との交流を広げている。
②3年間の系統的な「環境教育プログラム」の実施 環境破壊や地球温暖化の諸問題に関する知識や理解を深めるもので、問題に対する興味・関心を持ち、体験活動ができるようなコンテンツを実施している。
第1学年:地球温暖化や気候変動について学んだ後、身近な環境問題の1つであるごみの問題を取り上げ、国見高校で行っている対策活動を紹介した。噴火災害資料館や土石流被災家屋保存公園などの施設を利用した校外学習で、防災についての意識を高めた。 第2学年:全地球的な観点で、環境破壊や地球温暖化の諸問題を捉えることができるように、その原因や対策について学んだ。また、自分たちの住む地域にもその影響が及んでいることを対馬の「漂着ごみ」の問題と関連させて考察した。 第3学年:40年前に起こった長崎大水害を題材に、近年増加する大雨による被害について考え、災害時における行動と普段の備えについて学習し、防災に対する意識を高めた。
③新聞紙エコバッグなどの「エコなものづくり活動」の推進 地球温暖化対策活動の一環として「エコバッグ利用の推進」を行っている。新聞紙を使ったエコバッグなどのエコなものづくりを校内に紹介し、レジ袋の代わりに生徒が作成したバッグを文化祭で活用し、プラスティックごみを削減した。身近にできる環境への取り組みとして生徒の関心も高まった。
④「地域の自然に親しみ保全する活動」 これまで実施している通学路清掃に加えて、防災教育を3年生で実施した。ジオパークに指定されている島原半島の豊かな自然の恵みを知るとともに、災害の怖さや防災の必要性を知ることができた。
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来年度の活動計画
「環境問題と地域とのつながり」をテーマに4つの活動を継続したい。
①「国見高校EMS」(高校版ISO14001)の継続的な運用と深化 ②3年間の系統的な「環境教育プログラム」の実施 ③新聞紙エコバッグなどの「エコなものづくり活動」の推進 ④通学路・河川清掃などの「地域の自然に親しみ保全する活動」
①については、生徒数の減少に伴い、持続可能な方策を検討していく。
②については、最新の研究や情報などに随時アップデートし、魅力的なコンテンツになるように研究していく。
③については、「浜んた川を守る会」や役場と協力しながら活動したい。
④については、噴火災害資料館や土石流被災家屋保存公園などの施設を利用した校外学習を考えている。 |