• なばりしりつこもはらしょうがっこう
  • 名張市立薦原小学校

  • Nabari Municipal Komohara Elementary School
  • 種別 地区
  • 主な活動分野登録なし

所在地 〒518-0606 三重県名張市薦生1595
電話番号 0595-63-2800
ホームページ http://www.nabari-mie.ed.jp/e-komo/
加盟年 2012

2023年度活動報告

活動分野

生物多様性, 環境, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 平和, 人権, ジェンダー平等, 福祉, 持続可能な生産と消費

「地域の人や恵まれた環境を大切にし、感謝の気持ちをもつことができる子の育成」をめざし、各学年の核になる地域学習を実施することで「主体的・対話的で深い学び」につながると考えた。ESDカレンダーを作成し、年間を通じて「ESDの視点を取り入れた学習」を生活科や総合的な学習の時間を中心に各教科、特別活動等と関連づけて1~6年まで行っている。

①薦原の自然や人から学ぶ活動

地域活動の拠点である「薦原市民センター」は、本校と同じ敷地内あって隣接している。市民センターでは、地域循環のバス「コモコモ号」の運行や地域の見守り活動等、様々な活動を行っている。3年生が、市民センターや「コモコモ号」の役割や仕事内容について、市民センター職員の方からお話を聞かせていただき、地域の活動を身近に感じることができた。

②ギフチョウを守る活動

名張市の天然記念物であるギフチョウの保護活動を、「伊賀ふるさとギフチョウネットワーク」の協力を得て、地域・学校が協働して行っている。3年生の3月に、ギフチョウの生態や特徴について学習し、4年生の4月に、ギフチョウの生息地まで歩いて観察会に出かけている。その後、産卵調査、幼虫から蛹の飼育、羽化までを4年生が1年かけて観察し、学習してきた。

③学校林の探検

学校林を整備している地域の方から、樹木の種類や森林の役割、間伐の大切さ等について教えてもらい、実際に1,6年生が学校林を探検した。

④SDGsの取組からわたしたちの生活を考える活動

毎日の生活の中で自分たちができることに積極的に取り組んでいこうとする態度を養うために、SDGsの17の目標を自分たちにとっての身近な課題として捉え、お互いにの意見を伝え、他者と考えを照らし合わせながら進めた。この活動を通して、自分の考えや見方を変えていくことにつながった。

来年度の活動計画

全学年でのESDの視点を授業に取り組み、子どもたちの「伝え合う力」を高め、人や自然とのつながりを大切にしながら、共に学び合って行動していく子どもたちを育てていく。そして、地域に貢献する活動へとつながる学習として発展させていきたい。次年度も、次の活動を重点に取り組んでいく。

〇自分たちの身近な自然や社会との関わりを軸にしたESDの視点を取り入れた活動実践

・ESDカレンダーの作成

・ESDの視点を取り入れた学習を通して行う「主体的・対話的で深い学び」の展開

・児童が主体的に活動するための課題設定と授業の工夫

・対話的な活動をより深いものにするための工夫

・深い学びにつなげるため、学習によって学んだことを学級や地域に発信する。

・地域とのつながりを大切にしながら、地域に貢献できることを自ら考え、実践する。

過去の活動報告