【参加者募集】高校生ちきゅうワークショップ2021 ~恵みと災いをもたらす自然のなかで、どう生きるのか?~

地球上に暮らす私たちにとって、自然は実に多様な恵みを与えてくれる一方で、地震や火山噴火、台風、豪雨など、時に大規模な災害を引き起こし、脅威となる存在でもあります。さまざまな表情を見せる自然に対して、私たちはどのように向き合っていく必要があるのでしょうか?
日本全国の高校生とオンラインでつながり、さまざまな分野の専門家も交えながら、恵みにも災害リスクにもなり得る自然の中で私たちはどう生きるのかについて話し合う、ワークショップを行います。

本ワークショップは2部構成となっています。

第1部では、すでに本テーマで探究活動を進めている全国7校の高校生が発表を行います。自然の恵みへの理解、災害リスクに対して賢く向き合う術や、災害の記憶の伝承に関する取り組みなどについて、探究活動を進めてきた成果です。
同年代の高校生による課題意識や活動成果を聴けるチャンスです。

第2部では、A.火山、B.地震・津波、C.地球環境・海洋環境、D.伝承・歴史の4つのテーマの分科会に分かれ、専門家も交えて議論を行います。“これからこんなテーマで課題研究をしてみたい” 、“こんな社会システムがあればより良い社会につながる”、“こんなパートナーと組んで地域課題の解決に取り組みたい”など、探究活動や地域での取り組みについて、参加高校生の持ち寄るアイデアをもとに議論します。

この第2部において、議論に参加する高校生を募集します!このワークショップが、学校や地域を越えた知恵の共有と、これから一緒に活動する仲間を得る機会となることを、期待しています。

 

|開催日時:2021年3月27日(土)13:00~16:00
|内容:
1.はじめに:10分
趣旨説明
発表高校生の紹介
コメンテーターの自己紹介
2.発表:70分
自然の恵みと災害に関する課題研究/探究活動の成果発表(7課題/各10分)
休憩:10分

3.テーマ別分科会:50分
活動アイデアを提案した高校生からの話を起点に意見交換とディスカッション
―4分科会(A.火山、B.地震・津波、C.地球環境・海洋環境、D.伝承・歴史)に分かれてのディスカッション

4.全体共有とまとめ:30分
各分科会の議論内容のダイジェストを発表(4分科会/各3分)
コメンテーターからの講評(4名/各4分)

5.終了挨拶

|開催場所:Zoom(Web会議システム)を使用します
|対象:高校生
|参加人数:40名(各分科会 10名程度)
|参加費:無料
|参加方法:こちらをご確認ください。
|申込締め切り:2021年2月15日(月)17:00まで
※希望者が多い場合には、参加動機や地域バランスなどを総合的に判断の上、参加者を決定します。参加の可否及び参加いただく分科会については、2月末頃にご連絡します。
申し込み後、3月5日までに連絡の来ない場合は「お問い合わせ先」まで、お問い合わせください。
不安な点がある場合は、お問い合わせ先、あるいは応募フォームの備考欄にてご連絡ください。

詳細はこちらをご覧ください。


※第1部での発表校とテーマ:
北海道 伊達緑丘高校(有珠山を巡る自然・歴史・防災)
岩手県 高田高校(サステナブルな水産業と広田湾)
宮城県 仙台第三高校(海に関する仙台市とグローバルなハザード(仮))
宮城県 多賀城高校(都市型津波の脅威と影響)
三重県 三重高校(海洋環境、干潟に住む生物の多様性)
兵庫県 舞子高校(防災マップと大地震の伝承(仮))
熊本県 天草高校(温暖化による天草地方の海面上昇の予測)

[分科会コメンテーター(予定)]
鈴木 幸
(UNESCOジャカルタ事務所 U-INSPIRE Japan メンバー)
林 信太郎
(秋田大学大学院教育学研究科 教授)
吉川 彰浩
(一般社団法人AFW 代表理事)
北里 洋
(東京海洋大学学術研究院 教授)

[企画・ファシリテーション]
遠藤 幸子、片岡 万柚子、清水 裕士、保科 優、高橋 尚也
(日本科学未来館 科学コミュニケーター)

|主催:日本科学未来館
|協力:
|東京海洋大学(東北マリンサイエンス拠点形成事業)、UNESCOジャカルタ事務所
|お問い合わせ先:日本科学未来館 Tel: 03-3570-9151(代表)