環境を考えるBOOK①~⑥

本書は「環境問題」を論じたり解説したりしたものではありません。環境の変化を「問題」や「害」ととらえているのは人間であり、その変化によって人類が滅びたとしても、地球は存在し続けることでしょう。環境を必要としているのは地球ではなく私たち人間。そのような視点に立って、今起きている現象を手がかりにして考えていきたい。だから『環境を考えるBOOK』。ご家庭で、学校で、この本をまんなかに話し合ってみませんか。

 これまでに次の6巻を刊行しています。
①炭素から始まるお話
②水から始まるお話
③エネルギーから始まるお話
2011年にあった大きな自然現象から始まるお話
⑤獣害から始まるお話
⑥道具から始まるお話

【入手方法】
全国の書店・ネット書店で入手できます。また、みくに出版まで直接お申込みいただいた学校、幼稚園の方には割引販売いたします。詳しくはみくに出版(TEL.03-3770-6930)までお問い合わせください。

分類 書籍
テーマ 環境問題
著者 日能研教務部
対象 小学生、中学生、高校生、教職員、一般
推薦者
登録日
内容

私たちを取りまく環境・社会で起きていることがらをテーマとして取り上げ、それに関連する内容を、自分と他者、日本と世界、昔と今といったさまざまな切り口から、ダイナミックな広がりでとらえたシリーズ、それが『環境を考えるBOOK』です。

①のテーマは「炭素」。


生物は炭素でできています。地球温暖化では悪者扱いの二酸化炭素も、炭素循環には欠かせない物質です。電力をはじめとするエネルギーの生産や消費にも目を向けて考えます。

②のテーマは「水」。


水がなければ生物は生きていけません。それなら水があるのは当たり前でしょうか? 水を得るためにどんな工夫をしてきたのでしょうか? その水はどこから来て、どこへ行くのでしょうか。水の循環、物質としての水、資源としての水などに目を向けて考えます。

③のテーマは「エネルギー」。


目には見えないけれど生活には欠かせないエネルギー。太陽や水、石油やガス、そして賛否を巻き起こした原子力など、世界中がエネルギーに注目しています。主に電気をめぐる「使う」と「作る」から「持続可能な社会」を考えます。

④のテーマは「
2011年にあった大きな自然現象」。


2011年は東本大震災をはじめ日本や世界でさまざまな大きな自然現象が起きた年でした。「災害」としないのは、人間からみれば「災害」でも、地球からみれば、誕生以来ずっとつながって起きている「現象」だととらえたからです。科学と神話を手がかりに、自然現象のつながりを考えます。

⑤のテーマは「獣害」。


最近、田畑や森林、市街地に出没する動物のニュースが後を絶ちません。しかし人間には「害」でも、動物にすれば今の環境の中で生きやすさを求めた結果ともみえます。食習慣から神道文化まで、獣害の背景にある人と動物の関係をさまざまな視点でとらえ、「生物多様性」や「持続可能性」を考えていきます。

⑥のテーマは「道具」。


人間はたくさんの道具を使うことで便利に快適に暮らしています。しかし、道具はすこし前の時代なら予想できなかったほどに進化し、人間がコントロールできる範囲を超えかけてはいないでしょうか。

本書では「身の回りの道具」「道具の発達を支える科学」「道具が変えた社会の歴史」という視点から、これからの人間と道具のかかわり方を考えていきます。

出版
発行 日能研
発売 みくに出版
出版年 ①~⑤2013年、⑥2014年
税込価格 ①②700円+税  ③④800円+税  ⑤1200円+税  ⑥800円+税
問い合わせ先 株式会社みくに出版 〒150-0021東京都渋谷区恵比寿西2-3-14 TEL03-3770-6930  FAX03-3770-6931 http://www.mikuni-webshop.com
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