『未来をつくるBOOK』は、主に被災地から遠く離れた場所で、それぞれの大震災を体験した子どもと大人が、もう一度、そのとき起こったことを思い出し、より深く被災地のことを知り、大切にしたいことは何なのかを深く見つめ、探る時間に出あうためにつくりました。
震災を機に見えてきた社会のほころびや、本当に大切なことについて、さまざまな場所で対話を生み出すこと、被災地のことを忘れず復興への思いを持ち続けること、そしてどのような未来をつくりたいのかを問い続けること、それが持続可能な社会づくりにつながっていくと私たちは信じています。
このテキストは、震災をテーマに、ESD的な学びあいの場を生み出すためのツールです。対象は、小学校5年生以上のすべての人たち。学校、公民館、図書館、社員研修、さまざまな場所でご活用いただけます。
そして、このテキストをクラス単位で授業に使ってくださる小中学校には、公募で50校に、クラス人数分のテキストを贈呈します。震災をテーマにESDに取り組むモニター校としてご協力いただける学校関係者の方々のご応募をお待ちしています。
詳細は認定NPO法人「持続可能な開発のための教育の10年」推進会議(ESD-J)のウェブサイトをご覧ください。