日本のESDを捉え直す―国際的な潮流から見た実践・研究・政策課題

「国連・持続可能な開発のための教育10年(DESD)」(20052014年)をきっかけにESDEducation for Sustainable Development)という言葉が日本でも注目されるようになりました。また、ここ数年、「持続可能(サスティナブル)な社会」という言葉がテレビ、新聞、雑誌などのマスコミの世界でもよく登場するようになりました。

日本のESDをどのようにとらえるか、教育の持続可能性とは何か、などを考える連続公開学習会が2011年の秋から聖心女子大学永田佳之研究室、日本国際理解教育学会、開発教育学会などの主催で開催されてきました。この電子書籍は、その学習会の記録を開催ごとにコンパクトな形でまとめたものです。

 「日本のESDを捉え直す-国際的潮流から見た実践・研究・政策課題」は連続講演会の第2回の講演をまとめたものです。

ESDや国際理解教育の分野で先頭を行く永田佳之氏(聖心女子大学教授)が、日本のESDの「脱ガラパゴス化」や将来の発展に向けて「子どもの参画」「自己変容」などをポイントに語ります。

【入手方法】
この本は、タブレットやパソコン、読書専用端末、スマートフォンなどで読む電子書籍です。amazonKindle、紀伊國屋書店kinoppyiBookstore、楽天koboBookLivehontoなど日本国内のほとんどの電子書店で販売しています。

分類 書籍
テーマ 環境問題
著者 永田佳之(聖心女子大学文学部教育学科教授)
対象 教職員、一般
推薦者
登録日
内容

「日本のESDを捉え直す-国際的潮流から見た実践・研究・政策課題」は連続講演会の第2回の講演をまとめたものです。

 【目次】
第一部
ガラパゴス化について
ガラパゴス化 その1:ESDの国際的な潮流との乖離
 ミッシングリンク[1]共有されていない「第2レポート」
 ミッシングリンク[2]共有されていない『ESDレンズ』
ガラパゴス化 その2:ESDをめぐる批判
 批判1:「持続可能な開発」をめぐる問い
 批判2:少数派とESD
 批判3:目的論としての教育とESD
ガラパゴス化 その3:国際会議でのプレゼンスの不在
脱ガラパゴス化に向けて

 

第二部
バルト海プロジェクトと日本のESDの実践
形式的なホールスクールと内発的なホールスクール
原点としての国際実施計画
大切な「子どもの参画」
社会変容につながる自己変容
深まりのあるESD

出版
発行 みくに出版
発売
出版年 2015年
税込価格 150円+税
問い合わせ先 株式会社みくに出版 〒150-0021東京都渋谷区恵比寿西2-3-14 TEL03-3770-6930  FAX03-3770-6931 http://www.mikuni-webshop.com
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