持続可能社会と学力 ――現行及び次期の学習指導要領をめぐって

国連・持続可能な開発のための教育10年(DESD)」(20052014年)をきっかけにESDEducation for Sustainable Development)や「持続可能性」という言葉が日本でも注目されています。本書は、持続可能性と学力、現行学習指導要領との関係、次期学習指導要領を検討する上でのESDの概念の重要性、21世紀型能力とESDなどについて論じています。講演者の安彦忠彦氏は、教育課程論、教育方法、教育評価などを専門とし、中央教育審議会委員などを務め、現在は名古屋大学名誉教授、神奈川大学特別招聘教授です。

 

【入手方法】

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分類 その他
テーマ 環境問題
著者 講演 安彦忠彦(神奈川大学特別招聘教授) コーディネーター・司会 永田佳之(聖心女子大学文学部教育学科教授)
対象 教職員、一般
推薦者
登録日
内容

「持続可能社会と学力―現行及び次期の学習指導要領をめぐって」は日本国際理解教育学会の主催で2014730日に開催された第4ESD公開学習会の記録をもとに編集されたものです。

【目次】
第一部:講演の部

1.ESDと現行及び次期学習指導要領

(1)ESDEducationfor Sustainable Development)の起源と歴史

(2)現行学習指導要領への導入経緯と次期学習指導要領への導入可能性

(3)重点とその移行の必要性

2.環境問題の悪化による緊急対応の必要性

(1)単なる「環境問題」から地球の生命全体を脅かす「地球環境問題」へ

(2)温暖化問題等の深刻化

(3)汚染問題の拡大と各国の利害対立による対応策の先送り

3.ESDに望むもの(私見)

(1)環境問題、特に「地球環境問題」に優先権を与えること

(2)「近代教育思想」の超克の必要

(3)「引き出す」教育と「つなぐ」教育

おわりに

第二部:質疑応答の部

出版
発行 みくに出版
発売
出版年 2015年
税込価格 150円+税
問い合わせ先 株式会社みくに出版 〒150-0021東京都渋谷区恵比寿西2-3-14 TEL03-3770-6930  FAX03-3770-6931 http://www.mikuni-webshop.com
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