国連ESDの10年の成果と課題-宣言文及び最終報告書の要点を読み解く

「国連・持続可能な開発のための教育10年(DESD)」(20052014年)をきっかけにESDEducation for Sustainable Development)や「持続可能性」という言葉が日本でもよく使われるようになっています。本書は201411月にまとめられた「あいち・なごや宣言」「10年」最終報告書に深くかかわった永田佳之氏によるその意義、ポイントの解説と今後のESDの課題や注目すべき事例の紹介です。

永田氏は、現在、聖心女子大学文学部教育学科教授。専門は、比較教育学、国際教育協力論、国際理解教育、ESDなどです。

【入手方法】

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分類 書籍
テーマ 環境問題
著者 永田佳之(聖心女子大学文学部教育学科教授)
対象 教職員、一般
推薦者
登録日
内容

「国連・持続可能な開発のための教育10年(DESD)」(20052014年)をきっかけにESDEducationfor Sustainable Development)や「持続可能性」という言葉が日本でもよく使われるようになってきました。本書は、ユネスコ本部ESDモニタリング評価専門家グループ委員を務め、DESDの最終年である201411月にまとめられた「あいち・なごや宣言」「国連・持続可能な開発のための教育10年最終報告書」に深くかかわった聖心女子大学教授・永田佳之氏による「宣言」「報告書」の要点を整理し解き明かした講演をもとにしています。

「グローバル・アクション・プログラム(GAP)」の意義、ホリスティック、価値志向、批判的思考・創造的思考、多様な手法、参加型の意思決定、地域・グローバルな問題への取り組みなど国際実施計画(International Implementation SchemeIIS)の特徴をはじめ、「あいち・なごや宣言」「国連・持続可能な開発のための教育10年(DESD)最終報告書」の意義や込められた思想、着目点をまとめています。さらに未来に向けて発展するためのESDの課題や注目すべき具体的事例を紹介しています。ESDを理解し、広め、深化させようと思うときにぜひ一読していただきたい内容です。

永田佳之氏は、現在、聖心女子大学文学部教育学科教授。専門は、比較教育学、国際教育協力論、国際理解教育、ESD(持続可能な開発のための教育)など。

本書は、日本国際理解教育学会の主催で2015124日に開催された第5ESD公開学習会の記録をもとに編集されたものです。

【目次】

ESDに関するユネスコ世界会議

グローバル・アクション・プログラム(GAP

「あいち・なごや宣言」への想い

10年」の最終報告書

(1)持続可能な開発に取り組む教育システム

(2)持続可能な開発に関する課題で重要性を増す教育

(3)政治的なリーダーシップ

(4)マルチステークホルダーでの取り組みの効果

(5)根づいてきた地域レベルでの努力

(6)組織まるごと(wholeinstitution)での取り組みの有効性

(7)双方向の学びや学習者主体の学びの促進

(8)公教育への導入

(9)拡充されつつあるノンフォーマル・インフォーマル教育

(10)持続可能な開発を推進する職業・技術教育/研修

10年」を貫くESDの特徴

「あいち・なごや宣言」

ESD推進のためのユネスコスクール宣言

10年」を経た国内の成果

10年」を経た国内の課題

ESDのさらなる発展に向けて

グローバルな問題に取り組んだ事例

オルタナティブな学びの場とESD

ビジョンとしてのESD

出版
発行 みくに出版
発売
出版年 2015年
税込価格 150円+税
問い合わせ先 株式会社みくに出版 〒150-0021東京都渋谷区恵比寿西2-3-14 TEL03-3770-6930   FAX03-3770-6931 http://www.mikuni-webshop.com
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