① アルミ缶回収に係る活動 アルミ缶のリサイクルに焦点を当てた環境教育の視点や、回収後の収益金活用に焦点を当てた福祉教育の視点などから、全校生徒参加でアルミ缶回収活動を行っている。生徒は家庭で出たアルミ缶や親戚や近所の人などから頂いたアルミ缶を袋に入れ、登校時に持参する。中には近所のスーパーやコンビニに協力を依頼して集めておいてもらい、一度に何百という数のアルミ缶を持ってくる生徒もいる。このような取組の結果、今年度は全校で15万缶を回収することができた。
② 各種支援ボランティアに係る活動 アルミ缶をリサイクル業者に引き取ってもらった収益金の一部を使い、地域の福祉施設へ支援物資を送っている。今年度は福祉施設へ代表の生徒が出向き、入所者と交流をしながら、施設で必要な支援物資を伺った上で贈呈することにした。また、地域のNPOが主催する「藤岡市子どもフェスティバル」に生徒会やいくつかの部活動がボランティアとして参加し、運営補助を行った。その際に古紙やペットボトルキャップも持参し、カンボジア藤岡小学校の設立・運営に寄与した。
③ 校区内環境整備に係る活動 今年度は年に2回、校区内(校内及び校外の道路や公園等)の清掃活動や除草活動を行った。また、そのうちの1回は、親子環境整備作業として位置づけ、保護者とともに校区内をきれいにし、住みよい街づくりに貢献した。また、校内では「花いっぱい運動」を展開し、園芸委員を中心として、季節に合わせた色とりどりの花を栽培し、生徒のみならず学校に訪れた保護者や地域の方々の目を楽しませた。