「共に生きる」をテーマに、「環境」「人権」「防災」の3本柱でESDの活動に取り組んだ。 1 環境 (ねらい) ・学校や地域の公共施設や自然環境の清掃・美化活動などの体験を通して、人々とかかわり、地域を大切に思う心を育てる。 ・身近な環境から課題を見つけ、調査や体験活動を通して理解を深め、自分たちにできることを見つけて取り組む。 (活動の実際) ・一人一鉢活動や地域と連携した栽培活動(芝桜植え)を行い、全校で季節の花を育てた。また海岸の美化を呼びかける標語を作成し、公民館と連携しながら、標語が書かれた看板を作成し設置した。 ・地域に出向いて清掃活動を行ったり、花のプランターを設置したりする「きらきら活動」を行った。 2 人権 (ねらい) ・縦割り班活動や全校集会活動を通して仲間意識の深化を図るとともに、コミュニケーション能力を育てる。 ・平和学習やなかま集会などを通して、命の大切さや人権について学び、自尊感情を高め、自分も友達も大切にする心情を育てる。 (活動の実際) ・縦割り班活動として、運動会での浮小リレー、縦割り班給食、縦割り班での遊びや長縄跳びを行った。 ・なかま集会では、浮小なかま宣言、人権劇を見て学級ごとに話し合う活動を行い、友達を大切にする気持ちを高めた。 ・新居浜特別支援学校川西分校の児童との交流を行い、社会性や豊かな人間性を育んだ。 3 防災 (ねらい) ・地震・津波・火災の発生時に、速やかに安全に避難できる能力や態度を養い、その場に応じた行動が実践できるようにする。 ・地震・津波・火災の災害について知り、自分たちにできることを考え、実践できるようにする。 (活動の実際) ・発生場所や時間帯、内容等様々な状況を設定した避難訓練を実施した。 ・防災参観日では、公民館、消防団等地域の関係機関と協力して、地域ぐるみで防災訓練を実施した。 ・特別支援学級では、津波を想定した避難訓練で、近隣の高津小学校まで避難する訓練を行い、防災学習を通じて他校との交流を図った。 |