<目的>
(1) 中学校生活の国際理解の総まとめとして、カナダ語学研修を位置づける。(2) カナダでの生活体験を通して、自国との相違を発見し、異国および異文化への理解を深める。 (3) カナダの人々の生活や文化に接し、国際感覚を育て、国際的視野を持つ。 (4) 姉妹校との交流により、友好を深め、多くの友人をつくる。 <準備と研修中の活動> (1) 生徒一人ひとりが、次のことにとり組む。 ・個人の研究テーマを設定し、テーマに基づいて日本に関する現状を調査する。テーマに基づいてカナダで調査を行い、共通点・相違点をまとめ理由を考察する。 ・ 研修班毎にテーマを設定し、テーマに基づいて日本に関する現状を調査する。テーマに基づいてカナダで調査を行い、共通点・相違点をまとめ理由を考察する。 ・ E-mailやクリスマスカードなどで交流をはかる。 ・ カナダ語学研修のまとめを「旅行記」として発行する。 (2) 教科や特別活動・個別などの時間を利用してカナダについて事前学習をする。 <研究のまとめ、発表会> (1)日本とカナダの類似点や相違点を発表する。 (2)ホームステイ中に話し合ったテーマについて発表する。 《テーマの例》 ・環境問題・・・自然環境を守るためにどんなことが必要だと言われているか。 ・人口問題・・・自国の中で、あるいは世界的に人口の何が問題か。 ・エネルギー問題・・・電力はどのように供給されているか。 (3)多文化が共生するために、今後の持続発展社会に向けて何が必要だと考えるか、また、自分はどのようなことができるかを提言としてまとめる。 |