本校は、「作手大好き!~「挑み続ける子」の育成~」を活動テーマとして、
ESDをふるさとと関わり見つめ直す機会と捉え、ESDの実践を通して地域の人々と関わり学び発信する力の育成を目標とした。
具体的には、交流、体験、発信を柱に、①ふるさとの身近な人に係わる活動、②ふるさとの思いに係わり実践する活動、③ふるさとの歴史に係わる学習を行った。
① ふるさとの身近な人に係わる活動
小学校の近くには、高齢者福祉センター、こども園、中学校、高校が徒歩で行ける距離にある。低学年の時期に、幅広い年齢の人々と交流することでふるさとには、素敵な人々がたくさんいることに気づき、ふるさとが大好きな子になってほしいと実践を続けている。広い学区には、多くのお年寄りがそれぞれの地域で元気に生活している。遠くの地区へも出かけ、お年寄りとの交流活動も行った。
② ふるさとの思いに関わり実践する活動
5年生は、特産物を生かして作手を有名にしたい、作手のためにボランティア活動をしたいと「作手ハッピープロジェクト」を実践した。ふるさと作手の活性化に活躍している地元農家やレストランにアドバイスを受けながら、特産物を使った給食メニューやレストランメニューを考えた。それらの人々と交流することで、ふるさとで仕事をする思いを学んだ。
③ ふるさとの歴史に係わる学習
低学年は、幅広い年齢の人との交流、生活科と関連づけた地域探検。
中学年は、自然に目を向け、地域の方の知恵を借りた活動(野菜作り、水生生物調査、鮎の放流など)。