2 総合的な学習の時間の活動 ① 5年生の取組「ワールド集会」「学習発表会」 5年生の児童は、外国の文化について調べたり考えたりするために、JICA中部から講師を招き、ワールド集会を開催した。青年海外協力隊として活動した経験のある講師から、ウズベキスタンの事例を中心に、小学校の様子や、子どもたちの生活について話を聞いた。 学習発表会では、9か国について衣食住やその国の特色やすばらしさをグループで調べ、発表した。世界の国々が抱える課題について、自分たちにできることは何かを考えるきっかけになった。 ② 6年生の取組「地域の伝統文化について学ぶ活動」 6年生の児童は、「地域についての理解を深めることが、国際理解の基本となる」という考えから、昨年度から始めた地域に150年以上前から受け継がれている「能田徳若万歳」についての学習を行った。能田徳若万歳保存会や公民館の方々の協力を得て、体験学習や調べ学習を進めた。この学習を通して、児童の中に、「伝統を絶やすことなく、次世代につなげていきたい」という思いが芽生えた。