本校は、「伝えよう!わたしたちの願い~地域とともに生き、未来へつなごう、わたしたちの夢~」を活動テーマとし、ESDを地域に目を向けた持続発展教育と捉え、ESDの実践を通して ①課題設定・情報収集する力 ②情報の整理・分析、思考・判断し、まとめて表現する力 ③自己理解(よりよい姿を求めて行動する力、地域を大切にする態度) ④他者尊重(協働して課題を解決する力、地域の活動に参加する態度)の育成を目標とした。 具体的には、環境、国際理解、伝統文化を柱に、①地域の自然に係わる活動、②地域の伝統文化に係わる活動、③米作りと環境に係わる活動、④地域の魅力と国際交流に係わる活動を行った。
・地域の特色である竹や四十万山の自然の大切さについて、四十万山の竹の観察や竹の子堀り・竹細工作り等の体験活動を取り入れた学習活動を行う。(3年生)・金沢の伝統文化のすばらしさや金沢出身の偉人の功績について、水引細工や箔押し体験、「ふるさと偉人館」への見学等の体験活動を取り入れた学習活動を行う。(4年生)・ふるさと四十万山と米作りを通した地産地消の在り方について、地域の方からお話を聞いたり、米作り・四十万山の探検等の体験活動を取り入れた学習活動を行う。(5年生)・自文化(歴史的背景を通して金沢のよさを知る)、異文化(外国との関わりの中で相手の国のよさにも気づく)を理解し、世界を踏まえたこれからの金沢の在り方について、金沢探訪やワークショップ等の体験活動等を取り入れた学習活動を行う。(6年生)